動画投稿サイト「ニコニコ動画(ββ)」を運営するニワンゴは9日、芸能人ブログへの中傷書き込みで警視庁が18人を書類送検した事件について、アンケート調査を行った。これによると、半数近くの48%が警視庁の摘発を「評価する」と回答した一方、動画への攻撃コメントについては、「警察でなく運営が対応すべき」との回答が約6割を占めた。

調査は、2月6日20時30分から約260秒間、ニコ割アンケートを利用して実施。約6万人から回答があった。

「炎上を見かけたことがあるか?」との質問には、「たまにある」が27%、「1、2度ある」が17%、「よくある」が12%で、計56%が「炎上」を見たことがあると回答。

計48%が「炎上している側に原因がある」と考えていることが分かった

「炎上はどんなものが一番多いか」との質問には、「炎上している側に原因があるが、中傷や攻撃が度を越している」が35%でトップ。「炎上している側に原因があり、当然の批判を受けている」も13%で、計48%が「炎上している側に原因がある」と考えていることが分かった。

だが、「今回、18人を一斉に摘発したことについて、警視庁は『匿名を背景にエスカレートするネット上の"暴力"に歯止めをかける狙いがある』としているが、この方針をどう思うか?」との問いには、47%が「評価する」と回答。

ニコ動ユーザーの間にも、ネット上の暴力には歯止めをかけるべきだとの意見が半数近くあることが判明した。「評価しない」は14%、「どちらともいえない」は39%だった。

「ネット上の"暴力"に歯止めをかけるという警視庁の方針をどう思うか?」との問いには、47%が「評価する」と回答した

一方、「ニコニコ動画でも、攻撃的なコメントが問題になることがありますが、動画投稿者に対する中傷コメントについてどう思いますか?」との質問には、「運営が対応すべきで、警察がやるべきではない」との回答が63%でトップ。ニコニコ動画への当局の介入に関しては否定的な意見が多かった。「ひどいものは警察が取り締まってよい」も29%あった。

調査結果全体を通して、今回の摘発に一定程度理解を示すユーザーがいる一方、中傷コメントなどに対しては基本的にはサイト運営者が対応すべきだとする意見が多く、ニコ動ユーザーのバランス感覚が垣間見える結果となっている。