公開されているWeb API
これは日本語化以前から公開されているものだが、ZohoのWeb APIについて簡単に紹介しておきたい。
Zohoでは、Sheet、Writer、Showのそれぞれについて、Web APIが公開されている。これを用いて、作成済みのデータをXML形式(図12)およびJSON形式(図13)で取得することができる。つまり作成したデータをマッシュアップの素材にできるということだ。これを実行するにはZoho IDに加えて、API KeyとTicket IDを取得する必要がある。
このところ続々とWebを通じてオフィスアプリケーションを提供する動きが加速している。Zohoについては、まだ文字化けや操作性の問題が残るものの、今後の改善が進めば、こうした動きが既存のパッケージソフトを脅かす存在になるかもしれない。