車内フロントガラスの上部に付いていて、運転時、後方を確認するのに使うルームミラー。

安全上必要不可欠な気がしますが、実はルームミラーの装着義務はありません！

道路運送車両法第44条には、後写鏡が必要と書かれていますが、搭載義務がないということは一体どういうことなのでしょうか？

本記事ではルームミラーについて解説していきたいと思います。

ルームミラーがなくても車検に通る？

結論、ルームミラーがなくても車検は合格できます！

先ほども述べた通り、ルームミラーは装着義務がないため、装着していても、していなくても、またカスタムしていたとしても車検には影響がありません。

しかしながら、道路運送車両法第44条を見ると、後写鏡が必要と書かれています。

一見、ルームミラーもこの後写鏡に含まれるように思いますが、後写鏡とはドアミラーやフェンダーミラーなどの車外にある鏡のことを指します。

なので繰り返しになりますが、ルームミラーは必ずしも必要なものではありません。

ルームミラーの形状をしたモニター装置

近年ではルームミラーの代わりにモニター装置の付いた車が多くあります。そしてこちらに関しては強度、角度、それを維持する強度、調整方法などの保安基準が定められています。

車検の合否に関わる後写鏡とは

先ほど少し触れましたが、車検を受ける際に直接合否に関わってくる後写鏡はドアミラーとフェンダーミラーになります。

これらは道路運送車両法の保安基準第44条の細則である（第1節）第68条に則った項目により、

• 取付位置や角度
• 風圧や振動で動かない構造であること
• 歩行者を守るために可倒式（衝撃を受けると車のボディ側に倒れる）

などの項目でしっかりとチェックされます！

結論

ルームミラーは装着義務がないため、外していても車検に合格できます！

ですが、同じ箇所にモニターがある場合は定められた保安基準に沿って検査され、基準を満たしていない場合は不合格になることもあります。

また、後写鏡と呼ばれるドアミラーとフェンダーミラーに関しても同様に、定められた基準に沿って検査されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

本記事では、「ルームミラー」について解説させていただきました。

車検に向けての準備はもちろん、安全で快適なカーライフを送るために参考にして頂けたらと思います！

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