車種によってはヘッドレスト（座席の頭の部分）が取り外し出来る仕様になっていたりするので、中には取り外している方もいたりします。
ここで気になるのが、取り外した状態のままで車検を受けた場合は合格できるのかという点です。
また近年では後部座席側にモニターがついたヘッドレストなどもありますが、こちらも車検の合否に関わるのか気になるところですよね！
本記事では車検時のヘッドレストについて徹底的に解説していきます！
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車検はヘッドレストがなくても合格出来るのか
ズバリ答えはノーです！
たまにヘッドレストが煩わしく、取り外してしまう方がいますが、実はヘッドレストを取り外しての走行は法律上禁止されています。
そもそもこのヘッドレストは安全を目的として付けられています。
例えば事故を起こした際、とくに後ろから衝突された際はその衝撃によって頭や首が大きく揺さぶられ、捻挫などの怪我を負ってしまうリスクがあります。
ヘッドレストはそうしたダメージを軽減させる目的で付いています。
車検は安全を保つために定期的に行われるものです。よって、ヘッドレストを外している状態では当然不合格になってしまいます。
後部座席や元から付いていない場合は？
現在は後部座席の2列目や3列目にヘッドレストが設置されていない車はほとんどありません。ですが、後部座席に関しては保安基準で規定がなく、車検でも検査対象外とされています。
つまりヘッドレストがない場合でも車検に通ることは考えられます。
しかし、元から備わっているヘッドレストは基本的に外せないことになっています。なのでこれを取ってしまって外した穴が確認出来たりする場合は引っかかってしまう可能性も十分あります。
後部座席のヘッドレストに関しても基本的には外さないほうが良いでしょう。
また、一部のクラシックカーなどで運転席、助手席、後部座席などに初めからヘッドレストが付いていないものがあります。
この場合はそのままにしていても車検に落ちることはありません！
モニター付きヘッドレストはNG
続いて後ろ側にモニターが搭載されているヘッドレストに関してですが、こちらは車検に通ることが出来ません！
中には、ヘッドレストには変わりないから大丈夫だろうとそのまま車検を受けて、不合格になってしまう方もいます。
また、カバーなどで覆ってしまえば見えないのでは？と考えるかもしれませんが、ヘッドレストに不要なカバーなどがかかっている場合、検査官はそれを外す可能性があります。もしくは触って確認をされるでしょう。そのため、カバーなどで覆ってもやはり車検に合格することは出来ません！
モニター付きヘッドレストを使用している方は必ず純正のものに変えてから車検を受けてください！
カバーやクッションはそのままでも大丈夫？
先ほど、モニター付きヘッドレストをカバーなどで隠しても見つかって不合格になってしまうと説明しましたが、カバーをつけること自体は全く問題ありません。
また首が痛くなるなどの理由でクッションのようなものを利用している方もいますが、そちらに関しても車検の合否に関わってくることはありません！
結論
運転席、助手席に関してはヘッドレストの着用が法で定められています。
なので外してしまっている場合は当然車検に不合格となります！
また、後部座席に関しては保安基準で規定がないです。しかし、基本的に外せるものではないので、初めから付いているヘッドレストを無理に外してしまっている場合は不合格になるリスクもあります。
モニター付きヘッドレストの場合も車検に不合格となります。
確実に車検を通過するためには純正のヘッドレストで車検を行うことをおすすめします！
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まとめ
いかがでしたでしょうか？
本記事では、「車検時のヘッドレスト」について解説させていただきました。
車検に向けての準備はもちろん、安全で快適なカーライフを送るために参考にして頂けたらと思います！
そして実際に車検を受ける際は自分にあった最適な業者選びが最も大切です！
「楽天Car車検」や「EPARK車検」等を活用し、予算、希望にあったピッタリの車検業者を見つけることをお勧めします！
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