☆心理カウンセラー資格別の難易度が知りたい!
☆有名な資格と比べて心理カウンセラー資格の難易度はどうなのか知りたい!
心理カウンセラーとひとえにいっても種類は非常に豊富です。
本記事では心理カウンセラー資格の受験資格・合格率とあわせて資格別難易度をご紹介します。
心理カウンセラーの通信講座についてまとめた記事も参考に、ぜひ最後までご覧ください。
→心理カウンセラーのおすすめ通信講座ランキング8選と失敗しない選び方!の記事はこちら
「資格別」心理カウンセラー資格の受験資格と合格率
ネットで上位に挙がる「心理カウンセラー資格」代表12資格の受験資格と合格率をご覧ください。
資格 | 受験資格 | 合格率 |
メンタル心理カウンセラー |
|
|
心理相談員 |
|
|
上級心理カウンセラー |
|
|
産業心理カウンセラー |
|
|
産業カウンセラー |
|
|
公認心理師 |
|
|
臨床心理士 |
|
|
ガイダンスカウンセラー |
|
|
オンライン心理カウンセラー |
|
|
2級心理カウンセラー |
|
|
メンタル総合心理 |
|
|
福祉心理士 |
|
|
以上がネットで挙がる「心理カウンセラー資格」代表12資格の受験資格・合格率となります。
全体的に見て、超難関と思われる資格はありませんでした。
また通信講座で資格取得が可能な資格や、3日間の講座受講で資格取得が可能な資格もあるため、忙しい方々でも十分に資格取得可能です。
ただし、中には既に何かの資格を取得していたり、特定の職種に従事していたりしないとならない資格もあるため注意しましょう。
学歴によって受験資格が違う心理カウンセラー資格はあるの?
心理カウンセラー資格試験の受験資格は学歴によって受験資格が違う等の条件はないでしょう。
しかし学歴による受験資格の違いはなくても通信講座の場合は学歴関係なく受講、資格認定が可能になっているのに対し、通信講座以外の資格取得ルートだと「大学・大学院修了」プラス「実務経験〇年以上」等が条件となっています。
そのため、資格によっては以下のように受験資格取得までのルートが違うでしょう。
臨床心理士は通信制大学院でも受験資格取得可能
臨床心理士の資格を取得したいと思っても今から大学院に通うのは大変……という方が多いかと思います。
そこでご紹介したいのは「通信制大学院」です。
臨床心理士は通信制指定大学院(Ⅱ種)を修了、プラス1年以上の実務経験でも受験資格取得可能となっています。
例として放送大学大学院の臨床心理士受験資格取得についてご覧ください。
放送大学大学院は、「公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会」の第2種指定大学院となっており、修士全科生として「臨床心理学プログラム」を修了した上で、1年以上の心理臨床実務経験を経ると、臨床心理士資格審査の受験資格を得られます。
引用:https://www.ouj.ac.jp/hp/purpose/sikaku/psychology/02.html 放送大学
放送大学、放送大学大学院は通信制のため、忙しい方でも通いやすいと有名です。
現在大学在学中の方や大卒者はもちろん、大学や大学院に通いたいけれど事情があって通えなかったという方にもおすすめします。
臨床心理士を目指すという理由以外でも、心理カウンセラー資格やその他資格には最低でも大卒が受講、受験資格となる可能性が高いため、これを機に入学を検討してみてはいかがでしょうか。
「資格別」心理カウンセラーの概要と難易度
ここではネットで上位に挙がる「心理カウンセラーの資格」概要と難易度をご紹介します。
資格 | 概要 | 難易度 |
メンタル心理カウンセラー |
|
C |
心理相談員 |
|
C |
上級心理カウンセラー |
|
C |
産業心理カウンセラー |
|
C |
産業カウンセラー |
|
C |
公認心理師 |
|
A |
臨床心理士 |
|
A |
ガイダンスカウンセラー |
|
B |
オンライン心理カウンセラー |
|
C |
2級心理カウンセラー |
|
C |
メンタル総合心理 |
|
C |
福祉心理士 |
|
C |
以上が心理カウンセラー資格別の概要・難易度となっており、全体的に見て難易度は易しい資格が大半です。
その中でも国家資格である「公認心理師」とその次に心理カウンセラー資格で有名な「臨床心理士」は難易度が高く、大学・大学院修了が前提条件となっています。
難易度が低いとされている資格は通信講座等で資格取得が可能となり、受験方法は在宅受験です。
ただし資格を取得したからと言って、すぐに就職に繋がるわけではありません。
ですが、就職目的ではなく「自身のメンタルカウンセリング」「周囲とのコミュニケーション」等の理由で資格取得をお考えの場合は役立つ資格です。
現状では公認心理師や臨床心理士ですら就職難であると言われており、こちらでご紹介している資格を取得して仕事に繋げたい場合は独立・開業をおすすめします。
それ以外で資格を活かす方法は数種類の資格を取得し、スキルアップに繋げるという方法もあるでしょう。
公認心理師と臨床心理士は難しい?普通?
今回、難易度を「A」とした公認心理師と臨床心理士ですが、ネットを見ていると以下のような両極端な意見を目にします。
結論的に言えば「今の自身がどの程度心理学を学んでいるかによって難易度は変わる」でしょう。
どちらの資格も受験資格として「大学・大学院修了」が前提となっています。
そうなると、受験する方々は心理学を学んでいる精鋭達が受験するため、難しくはないという声が出ても間違いではないはずです。
加えて公認心理師と臨床心理士、どちらの試験合格率も60%前後と高くなっています。
合格率だけ見ればそこまで難しくはないと考えてしまいますが、例として心理学初心者が2つの資格を目指すと考えたらいかがでしょうか。
どれだけ心理学を学んでいる精鋭でも合格率60%前後という状態で、初心者が同じ合格率を叩き出せるかと言われれば「確かに難しい」と感じるかと思います。
以上を踏まえて、公認心理師と臨床心理士、どちらも現時点で自身がどの程度心理学を学んでいるのかによって難易度の感じ方は変わるでしょう。
心理カウンセラー資格に関連した資格と比較した場合の難易度
上では心理カウンセラー資格別で難易度を紹介しました。
では「心理カウンセラーに関連している資格と上の心理カウンセラー資格を比較した場合の難易度」はどうでしょうか。
資格名 | 概要 | 受験資格 | 難易度 |
精神保健福祉士 |
☆心理カウンセラーとの関連性☆
|
|
|
キャリアコンサルタント |
☆心理カウンセラーとの関連性☆
|
|
|
認定心理士 |
☆心理カウンセラーとの関連性☆
|
|
|
心理カウンセラー資格と関連した資格を比較して、上でご紹介した心理カウンセラー資格よりは、少し難しいか、同等の難易度という位置付けとなっています。
特に「精神保健福祉士」は国家資格ですが合格率は60~70%と高く、数ある国家資格内でも比較的易しい資格です。
心理カウンセラー資格の受験資格と合格率・難易度まとめ
ここまでご覧いただいて「え?公認心理師と臨床心理士、精神保健福祉士やキャリアコンサルタントは合格率が同等なのに難易度は違うの?」と思った方もいるかもしれません。
皆さんが資格を取得しようと思った時、最初に「難易度」「合格率」を確認するでしょう。
ですが実際、難易度と合格率は比例しません。
理由としては、以下が代表的です。
ネットで見られる「〇〇資格の難易度」と言うものが「試験内容」を指しているのか「資格取得までのルートや勉強時間、試験内容」を指しているのかで難易度は変化します。
そのため、同じ内容で検索しても「ここでは難易度が低いと書かれている」「ここでは難易度が非常に難関だと書かれている」等もよくある話です。
本記事で「難しい」と記載している資格は、後者の「資格取得までのルートや勉強時間、試験内容」を含めた結果をご紹介しています。
例として「臨床心理士」と「公認心理師」の受験資格を1つ挙げると「指定大学院(Ⅰ種orⅡ種)を修了し所定の条件を満たしている方」です。
本記事でご紹介している心理カウンセラー系資格で、大学院を修了しないと受験資格の取得が難しい資格は「臨床心理士受験資格」「公認心理師」の2資格しかありません。
もちろん他の資格も実務経験が数年必要である等の受験資格もありますが、学校に関しては「大学」「短大」「養成施設」等、ある程度は自由です。
合格率を見ると「そこまで難しくない」と判断されがちですが、試験に行きつくまでのルートを考えると「難しい」と言わざるを得ません。
「資格別」心理カウンセラー資格の試験情報2024年度
資格 | 試験日/受講日 | 試験会場 |
メンタル心理カウンセラー |
|
|
心理相談員 |
|
|
上級心理カウンセラー |
|
|
産業心理カウンセラー |
|
|
産業カウンセラー |
|
|
公認心理師 |
|
|
臨床心理士 |
|
|
ガイダンスカウンセラー |
|
|
オンライン心理カウンセラー |
|
|
2級心理カウンセラー |
|
|
メンタル総合心理 |
|
|
福祉心理士 |
|
|
以上、資格別心理カウンセラー資格の試験情報でした。
通信講座受講を経て資格取得を目指す場合は、在宅受験という方法を取って試験を行う資格が多いため「いつ」「どこでも」受験可能という点は忙しい方にもおすすめの資格取得方法です。
基本的に、受験資格を得る方法は以下の方法がメインとなっています。
- 大学・大学院を修了
- 通信講座の受講
- 通学コースでの講座受講
実務経験が必要な心理カウンセラー資格
本記事でご紹介した心理カウンセラー資格は大半が実務経験を必要としない資格です。
しかし「臨床心理士」「公認心理師」の2資格は実務経験が必要となります。
本記事ではご紹介していませんが「学校心理士」という心理カウンセラー資格に関しても既定の実務経験が必要です。
「資格別」心理カウンセラー資格の試験情報まとめ
通信講座ならばカリキュラム修了後、随時試験を在宅で受験可能という点は今のご時世を考慮しても非常に素晴らしい受験方法となっていますが、巷では以下のような口コミもあります。
在宅受験中に、Zoom等で試験官がこちらの様子をチェックしているというような体制でない限り、カンニングしてしまうのでは?という口コミも納得です。
ですが、実際に在宅受験可能な心理カウンセラー資格を取得した方々は「内容は簡単だった」と答えている方が多いため、その必要はないのかもしれません。
また家での受験となると、人によっては緊張感がなく試験に身が入らないという口コミもあり、在宅受験は良い点だけではなく、悪い点もあるとよくわかる口コミと言えるでしょう。
心理カウンセラーの受験資格:まとめ
今回は心理カウンセラー資格の受験資格や難易度、資格ごとにご紹介する合格率等をご紹介しました。
本記事でご紹介した以外にも、心理カウンセラー資格は豊富に存在しています。
心理カウンセラーがどんな資格か、年収や仕事内容など、よくある質問をまとめて解説した記事もあるため、興味を持った方はこちらもぜひご覧ください。
→心理カウンセラーとはどんな資格?年収や就職可能な仕事、よくある質問をご紹介!の記事はこちら
また、「心理カウンセラー資格は気になるけれど時間がない!」という方には、通信講座で資格取得可能な心理カウンセラー資格もあります。
当サイトで掲載している心理カウンセラーの通信講座についてまとめた記事を、ぜひ参考にしてください。
・公認心理師と臨床心理士、どちらも難関の部類である!