朗読検定におすすめの通信講座2選と失敗しない選び方

  • 朗読検定を通信講座で取得したい
  • どこの通信講座がおすすめなのか判断するのが難しい
  • できるだけ安く受講したいけど値段で選んで大丈夫?

朗読検定とは「声を出す日本語表現のテスト」です。

日本朗読検定協会が認定する民間資格で、わかりやすく客観的な評価を知るために生まれました。

朗読でボランティア活動をされている方、朗読に興味のある方はもちろん、アナウンサーや司会業など、声を仕事にされている方にもおすすめの資格です。

また、朗読検定はレベルに応じて、1級・準1級・2級・準2級・3級・4級の6階級が設けられています。

朗読力を磨くには座学のみならず、発声・滑舌・プロミネンスなどをしっかり身に付ける必要があります。

通信講座は、プロの講師による指導が受けられるため、正しい発声や明瞭な発音を基礎からきちんと学べるでしょう。

この記事では、朗読検定におすすめの通信講座2選と失敗しない選び方を紹介します。

サイト監修者

徳永浩光

【キャリアコンサルタント】 Webメディア監修

【キャリアコンサルタントとして経験を活かしたサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。教育研修企業で7年間営業に従事したのちに独立。

中小企業〜大企業まで、会社の規模を問わず、キャリア支援の仕組みづくりや、個々人が理想のキャリアを描くための支援を行う。

キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

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目次

朗読検定におすすめの通信講座2選

朗読検定におすすめの通信講座を2つ紹介します。

通信講座 料金 講義時間/受講期間
声の表現アカデミー
  • 朗読検定10級合格対策講座8,800円(受検料3,300円込)
  • 朗読検定4級取得コース8,800円(受検料4,400円込)
  • 朗読検定3級取得コース月あたり8,800円(受検料6,600円込)
    ※受講料合計は17,600円
  • 朗読検定準2級取得コース月あたり9,900円
    ※受講料合計は39,600円(受検料17,600円込)
  • 朗読検定2級取得コース月あたり19,800円
    ※受講料合計は39,600円(受検料26,400円込)
  • 2級朗読インストラクター認定コース月あたり29,700円
    ※受講料合計は297,000円(資格取得費用186,600円込)
    ※現金一括割引価格は287,500円
  • 公表なし
海のまち朗読館
  • 4級受検講座33,000円
  • 1回2時間×2回
  • 受講期間:2週間~1ヶ月
  • 3級受検講座55,000円
  • 1回2時間30分×2回
  • 受講期間:1ヶ月
  • 準2級受検講座A66,000円
  • 1回2時間×3回
  • 受講期間:1ヶ月~2ヶ月
  • 準2級受検講座B66,000円
  • 1回2時間×3回
  • 受講期間:1ヶ月~2ヶ月
  • 2級受検講座A&B154,000円
  • 1回1時間30分×10回
  • 受講期間:2ヶ月~3ヶ月

声の表現アカデミーの通信講座特徴・評判

roudokukentei-tsushin

通信講座名/料金 朗読基礎学科

  • 朗読検定10級合格対策講座8,800円(受検料3,300円込)
  • 朗読検定4級取得コース8,800円(受検料4,400円込)
  • 朗読検定3級取得コース月あたり8,800円(受検料6,600円込)
    ※受講料合計は17,600円

朗読応用学科

  • 朗読検定準2級取得コース月あたり9,900円
    ※受講料合計は39,600円(受検料17,600円込)
  • 朗読検定2級取得コース月あたり19,800円
    ※受講料合計は39,600円(受検料26,400円込)
  • 2級朗読インストラクター認定コース月あたり29,700円
    ※受講料合計は297,000円(資格取得費用186,600円込)
    ※現金一括割引価格は287,500円
カリキュラム

 

 

朗読検定10級合格対策講座

  • 発声(母音の口の開き方)や朗読表現方法
  • 添削回数2回

朗読検定4級取得コース

  • ロングトーン(動画レッスンと添削)
  • 早口言葉(動画レッスンと添削)
  • 一人称読みその1(動画レッスンと添削)
  • 一人称読みその2(動画レッスンと添削)
  • 添削回数4回

朗読検定3級取得コース

  • 外郎売(動画レッスンと添削)
  • プロミネンス課題1(動画レッスンと添削)
  • プロミネンス課題2(動画レッスンと添削)
  • 台詞が入る物語1(動画レッスンと添削)
  • 台詞が入る物語2(動画レッスンと添削)
  • 台詞が入る物語3(動画レッスンと添削)
  • 添削回数6回

◇朗読検定準2級取得コース◇

  • 鼻濁音①(動画レッスンと添削)
  • 鼻濁音②(動画レッスンと添削)
  • 無声化①(動画レッスンと添削)
  • 共通語アクセント①(動画レッスンと添削)
  • 共通語アクセント②(動画レッスンと添削)
  • イントネーション①(動画レッスンと添削)
  • イントネーション②(動画レッスンと添削)
  • プロミネンス①(動画レッスンと添削)
  • プロミネンス②(動画レッスンと添削)
  • 間と緩急(動画レッスンと添削)
  • 作品課題A(動画レッスンと添削)
  • 作品課題B(動画レッスンと添削)

朗読検定2級取得コース

  • A検定作品課題(動画レッスンとZoom添削)
  • A検定初見課題対策①(動画レッスンとZoom添削)
  • A検定初見課題対策②(動画レッスンとZoom添削)
  • B検定作品課題(動画レッスンとZoom添削)
  • B検定プロミネンス(動画レッスンとZoom添削)

2級朗読インストラクター認定コース

  • 発声発音指導/知識と実践法の伝え方(動画レッスンと添削)
  • 文章理解/知識と実践法の伝え方(動画レッスンと添削)
  • 区切りと間/知識と実践法の伝え方(動画レッスンと添削)
  • 緩急/知識と実践法の伝え方(動画レッスンと添削)
  • 強調表現/知識と実践法の伝え方(動画レッスンと添削)
  • 講座企画の立案(動画レッスンと添削)
  • 講座タイトルと告知文の書き方(動画レッスンと添削)
  • 集客の考え方と方法(動画レッスンと添削)
  • 体験講座のやり方(動画レッスンと添削)
  • 満足度を上げ、教室組織を大きくするには(動画レッスンと添削)
教材/テキスト
  • 公表なし
eラーニング
  • 公表なし
サポート体制
  • 合格基準に達しなかった場合、補講可能(有料)

声の表現アカデミーでは、基礎から朗読を学びたい方をはじめ、3級以下の上級検定に挑戦したい方向けのコースも用意しています。

経験豊かな講師から直接指導を受けられるため、はじめて朗読を学ぶ方も安心して学習を進められるでしょう。

3級・準2級・2級取得講座・2級朗読インストラクター認定コースには、動画レッスンと添削指導がついており、より高いレベルの朗読力を身に付けられるでしょう。

声の表現アカデミーは、10級合格対策講座も取り扱っています。

大勢の前で発言するのが苦手なお子さんや、音読課題の指導方法を学びたい保護者を対象としています。

幼少期から朗読を学ぶことで、スピーチ力やコミュニケーション能力向上にも役立つでしょう。

声の表現アカデミー公式HPで朗読検定講座の詳細を見る

海のまち朗読館の通信講座特徴・評判

roudokukentei-tsushin

通信講座名/料金
  • 4級受検講座33,000円
  • 3級受検講座55,000円
  • 準2級受検講座A66,000円
  • 準2級受検講座B66,000円
  • 2級受検講座A&B154,000円
カリキュラム
  • 講座
  • レッスン
  • 筆記試験満点回答作成
  • 実技課題録音・提出
教材/テキスト
  • 公表なし
eラーニング
  • 公表なし
合格率/実績
  • 4級・3級・準2級A&B・2級A&Bすべて100%
    (過去7年間において受講者250人全員合格)
サポート体制
  • 公表なし

海のまち朗読館は日本朗読検定協会の認定教室です。

朗読検定受検講座は、4級・3級・準2級AB・2級ABコースを設けています。

受講者250人の合格率は、すべて100%と安心の実績です。

カリキュラムは、朗読検定受検に的を絞っており、筆記と実技の双方を学習できます。

講座はZoomオンラインにて1人から開講しており(定員3人まで)、海外からも受講可能です。

海のまち朗読館では、受検級に求められるレベルを確実に習得することを目的にしています。

上級検定対策講座では、ロングトーン・声量のコントロール・鼻濁音・無声化抑揚・プロミネンスなど、合格に欠かせないテクニックも身に付けられるでしょう。

海のまち朗読館公式HPで朗読検定講座の詳細を見る

失敗しない朗読検定の通信講座の選び方

失敗しない朗読検定の通信講座の選び方を3つ紹介します。

  • 試験対策が万全なもの
  • 料金と受講内容を比較する
  • 自分に合ったレベルのものを選ぶ

試験対策が万全なもの

朗読検定合格を狙うなら、試験対策が整っているものを選びましょう。

試験で問われる朗読力を養えるカリキュラムかどうか確認する必要があります。

声の表現アカデミーでは、受講中に合格基準に達しているか、見極め試験を実施しています。

合格基準に達しなかった場合、補講を受けることが可能です。

本試験で通用する力を身に付け、合格を意識しながら学習を進められるでしょう。

また、準2級以上に求められる「共通語アクセント」や「発音技能」など、高度な音声技能についても、動画レッスンと丁寧な添削で確実に身に付けられます。

料金と受講内容を比較する

通信講座を選ぶ際は、受講料金だけに囚われることなく、取得級に見合った料金設定であるかをしっかり見極める必要があります。

初めて朗読検定を学ぶ方や、2級まで取得したいと考えている方は、講座のバリエーションが豊富にあるか確認しておきましょう。

4級・3級・準2級・2級は、声の表現アカデミーと海のまち朗読館のどちらも対策講座を開講しています。

10級については、声の表現アカデミーのみ開講しており、幅広い年齢層の方がチャレンジできるでしょう。

自分に合ったレベルのものを選ぶ

朗読検定を受検しようと考えている方の中には、「何級を受検すればいいのか?」
「自分の朗読技術がどれほどなのか?」など悩んでいる方もいるかもしれません。

朗読検定対策講座は各級でレベルが異なるため、自分に合ったレベルのものを選ぶことが大切です。

うみのまち朗読館では、どの級から始めたらよいか相談したい方のために、「カウンセリング/レベルチェック」(30分5,500円)を用意しています。

過去問や例題を読み上げることで、朗読スキルを把握できます。

通信講座を受講する前に、自身の技術レベルを知っておきましょう。

朗読は、基礎に注力することで自由度が増し、深みを出せるようになるため、4級・3級から受検することをおすすめします。

朗読検定は独学でも合格できる?

朗読検定に独学で合格するのは非常に難易度が高いといえます。

主な理由は次の3つです。

  • 学習教材の選び方が難しい
  • 勉強方法が分からない
  • 客観的な判断ができない

学習教材の選び方が難しい

朗読検定は一般的にはマイナーな資格の部類に入ります。

そのため、取り扱う書籍数は少なく、学習教材の選定が難しいといえるでしょう。

朗読検定に合格するためには、発声方法や朗読知識をしっかり身に付ける必要があります。

良質な教材は合格を左右するといっても過言ではないでしょう。

声の表現アカデミーは、初学者~上級者までレベルに応じた教材が用意されています。

各級が目指すレベルに到達できるよう、丁寧な解説と細かい添削で朗読検定合格を目指します。

勉強方法が分からない

朗読検定に合格するためには、高い朗読技術を身に付ける必要があります。

発声課題では「しっかり発声できているか」、滑舌課題では「読み間違いなく、明瞭な発音で読めているか」を問われます。

しかし、これらの技術を身に付ける方法が分からない方も多いでしょう。

通信講座は、筆記・実技双方の試験対策が万全に取られています。

海のまち朗読館は音読レッスンに加え、筆記試験満点回答作成や、実技課題録音・提出カリキュラムが整っているため、本試験に自信を持って臨めるでしょう。

客観的な判断ができない

朗読力を磨くには、客観的な判断が必要不可欠です。

プロの講師に発声や声量・リズムやテンポなどをチェックしてもらうことで、改善点が明確になるでしょう。

独学は常に自身の判断基準となるため、直すべき点に気付きにくい傾向があります。

改善点が見つけられなければ、試験をどれだけ受けても合格できません。

通信講座なら改善点に加え、練習方法や具体的なアドバイスを受けられます。

確実に朗読検定合格を狙うには、朗読力を客観的に判断してもらうことが大切です。

朗読検定の試験概要

朗読検定の試験内容や合格率など、基本的な事項を見ていきましょう。

朗読検定
2024年(第142~149回)受検要項

試験日
  • Zoom受検
    冬季:3/15 ・3/16・3/17
    春季:6/14・6/15・6/16
    夏季:9/13・9/14・9/15
    秋季:12/13・12/14・12/15

青空文庫:朗読コンテスト

  • 前期/録音予選:7/1~31
  • 中期/録音予選:8/1~31
  • 後期/録音予選:9/1~30
  • 予選結果/最終発表:10/2
  • 第20回本選/放送日:12/31
試験課題  

  • 受付期間
    冬季:1/1〜3/31まで
    春季:4/1〜6/30まで
    夏季:7/1〜9/29まで
    秋季:10/1〜12/25まで
  • 提出期限:2/29・5/31・8/31・11/30まで
出題形式
  • 【4級~準2級】筆記試験+録音物提出
  • 【2級】筆記試験(小論文)+対面実技試験
  • 【準1級+1級】実技試験(コンテスト形式)
合格ライン 全ての級の合格基準

  • 筆記および実技試験(各50点満点それぞれ80%以上の獲得で合格とする)
4級/試験内容
  • 発声課題
  • 滑舌課題:早口言葉
  • 作品朗読:夏目漱石・作「吾輩は猫である」より抜粋部分
3級/試験内容
  • 滑舌課題「外郎売り」より
  • プロミネンス課題
  • 作品朗読:太宰治・作「無題」
準2級/試験内容 A検定

  • 作品課題:夏目漱石・作「変な音」より抜粋部分
  • プロミネンス課題

B検定

  • 作品課題:森鴎外・作「最後の一句」より抜粋部分
  • プロミネンス課題
2級/試験内容 A検定

  • 作品課題:作品課題:夏目漱石・作「変な音」より抜粋部分
  • 初見課題(プロミネンス課題)
  • ③初見課題(詩課題)

B検定

  • 作品課題:森鴎外・作「最後の一句」より抜粋部分
  • プロミネンス課題
試験受付期間
  • 10/1~12/25まで(4~準2級)
  • 11/30まで(2級)
試験料
  • 4級/4,400円(税込)学生の方は、3,300円(税込)
  • 3級/6,600円(税込)学生の方は、5,500円(税込)
  • 準2級/ABそれぞれ8,800円(税込)※認定にはAB両方の合格が必要
    ※学生の方は、ABそれぞれ7,700円(税込)※認定にはAB両方の合格が必要
  • 2級/ABそれぞれ13,200円(税込)※認定にはAB両方の合格が必要

現在4級~インストラクター資格取得可能となる2級まで、年8回試験が実施されています。

なお、朗読検定準1級・朗読検定1級に検定試験はありません。

毎年10月に大阪で開かれる「青空文庫朗読コンテスト」出場と結果により与えられます。

声優・俳優・アナウンス・朗読・司会業などの経験が2年以上ある方は、3級または準2級から、初学者は4級からの受検がおすすめです。

朗読検定の出題内容とレベルの目安

朗読検定の出題内容と、レベルについて紹介します。

4級(初級の証)

朗読検定4級は、朗読する上で必要な基礎力を計ります。

腹式発声ができているかをロングトーンで、発音(滑舌)ができているかを早口言葉で判断します。

作品課題は短い語り文が出題されるため、情景描写を伝える読み方や間の取り方などを工夫するとよいでしょう。

対象者
  • 中学1年生以上(朗読初級者向け)
問われる力
  • 語り文を聞き手が理解できるよう読めること
  • 概ね明瞭な発音で読めること
  • 概ね腹式発声が出来ていること
認定条件
  • 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること

3級(脱初級の証)

朗読検定3級は、作品課題の長さは4級と変わりません。

しかし、台詞の出てくる抜粋部分が出題されます。

語りと台詞の違いを、聞き手が区別できるよう読めることを問われます。

また、強調表現の課題が出てくるのも3級からです。

対象者
  • 中学2年生以上/朗読初~中級者向け
問われる力
  • 語りと台詞の部分を聞き手が区別できるよう読めること
  • 概ね明瞭な発音で読めること
  • 共通語アクセントを理解し、概ね正しいアクセントで読めること
  • 強調表現を使って読めること
認定条件
  • 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること

準2級(朗読中級者の証)

朗読検定準2級は、2級合格を目指す方、自信を付けたい中級者向けの級です。

対面試験でないこと、初見課題がないこと以外は、2級の課題と同じです。

また、共通語アクセント・鼻濁音・母音の無声化が採点項目に入ってくるため、難易度は高いといえます。

対象者
  • 高校生以上/朗読中上級者向け
問われる力
  • 一人称の作品および、複数の人物が登場する作品を、聞き手に伝わるよう読めること
  • 共通語アクセントを、ほぼマスターしていること
  • 鼻濁音、母音の無声化などの音声技能を、ほぼマスターしていること
認定条件
  • 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること

2級(対面朗読力を身に付けた中上級の朗読表現)

朗読検定2級は、朗読検定認定講師を目指す方・1級や準1級を目指す方・プロやセミプロ向けの級です。

試験官の前で読む対面試験に加え、当日配られる初見課題もあるため、基礎応用力が問われます。

対象者 大学生以上/朗読中上級者向け
問われる力
  • 一人称の作品および、複数の人物が登場する作品を、人前で聞き手に伝わるよう読めること
  • 共通語アクセントを、ほぼマスターしていること
  • 鼻濁音、母音の無声化などの音声技能を、ほぼマスターしていること
  • 強調表現を使って読めること
認定条件
  • 朗読検定準2級に合格していること筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること

準1級(客席の心を掴むハイレベルな朗読表現者)

朗読検定準1級は、青空文庫朗読コンテストの本選で、三賞いずれか(金賞・銀賞・銅賞)を受賞しなくては認定されません。

毎年数百名が応募する予選を通過し、三賞いずれかを受賞することは1級認定と同様、朗読検定の最難関といえます。

準1級を認定されるということは、テクニカルなだけでなく、客席の心を掴むハイレベルな朗読表現者の証です。

対象者
  • 大学生以上/朗読上級者向け

※高校生は、青空文庫朗読コンテスト高校生の部に応募可

認定条件

1~4の手順全てを満たすこと+朗読検定2級に合格すること

1.青空文庫朗読コンテスト【一般の部/認定講師の部】の予選に応募

2.【一般の部/認定講師の部】の予選を通過(通過できなかった場合、1へ)

3.【一般の部/認定講師の部】の本選に出場

4.【一般の部/認定講師の部】の本選で、三賞のいずれかを受賞(金賞、銀賞、銅賞)

1級(究極の朗読表現者)

朗読検定1級は、青空文庫朗読コンテスト本選で、全審査員の持ち点90%以上を獲得した上で、金賞を受賞しなくては認定されません。

毎年数百名が応募する予選を通過し、選ばれた方の中からたった1人しか選ばれません。
金賞を取ることだけでも極めて困難なため、最難関の認定です。

1級合格者は、究極の朗読表現者といえるでしょう。

対象者
  • 大学生以上/朗読上級者向け

※高校生は、青空文庫朗読コンテスト高校生の部に応募可

認定条件 1~4の手順全てを満たすこと+朗読検定2級に合格すること

1.青空文庫朗読コンテスト【一般の部/認定講師の部】の予選に応募

2.【一般の部/認定講師の部】の予選を通過(通過できなかった場合、1へ)

3.【一般の部/認定講師の部】の本選に出場

4.【一般の部/認定講師の部】の本選で、全ての審査員の持ち点の90%以上を獲得した上で金賞を受賞

検定申し込みの流れ

受付から結果通知郵送までの流れは、以下の通りです。

  • 仮受付
    (お申し込みフォーム送信後、メール到達時点)
  • 受検料の納付
    (本メール記載の指定銀行口座にお振込みをお願いします。)
  • 当会から試験課題を郵送
    (2~5営業日目安でお手元に到着します。)
  • 課題を提出
    (筆記は郵送・実技は郵送またはアプリやメール添付などのインターネット経由)
  • 採点審査
    (3名の検定員資格者が採点し、講評を記入した採点票を作成します。)
    結果通知郵送
    (受検の混み具合によりまして、課題提出から2ヶ月以上かかる場合があります。)

朗読検定の受検資格

朗読検定の認定級は1級・準1級・2級・準2級・3級・4級の6段階が設定されています。

4級・3級・準2級は、中学生以上の学力があれば誰でも受検可能です。

準2級になると1年以上朗読を学んでいる方、演劇部や放送部で活動している方、朗読経験のある方が対象で、A検定とB検定の試験があります。

すべての級に録音物提出が必須とされており、発声・滑舌・プロミネンスなどをチェックされる流れです。

2級を受検するためには、準2級に合格していることが条件になります。

また準1級と1級に関してはコンテスト形式となり、1級ともなれば朗読を極めた達人の域です。

朗読検定を活かせる仕事

朗読検定は、声を仕事にしたい方にぴったりの資格といえます。

アナウンサー、演劇関係、声優、ボイストレーナー、俳優、司会業など、朗読検定を活かせる職業はさまざまです。

音読や読み聞かせ、朗読教室を開きたい方にもおすすめです。

また、インストラクター講座を受講し、教える立場を目指すのもよいでしょう。

朗読検定は、学校や介護施設、図書館など朗読をする場所でも大いに役立ちます。

聞き手がじっくり耳を傾けるようになったり、コミュニケーションが円滑になったりと、朗読力を磨くことでもたらすメリットは数多くあるでしょう。

声は職業のみならず、日常のあらゆるシーンにおいて重要な役割を担っています。

朗読検定と似ている資格

朗読検定と似ている資格として、次の5つの資格を紹介します。

資格 特徴
ボイストレーナー3級 一般に「ボイストレーナー」または「ボイスティーチャー」と呼ばれてきた水準の資格です。
日本語話し方検定 話し方の技能を高めてビジネスやプライベートに役立てたい方が対象です。
発声インストラクター 日本発声協会が資格の授与を委任する組織で発声の講師ができる水準の資格です。
発声診断士 日本発声協会が現状で認定する最上位の資格です。「
声の指導者の指導」にあたるレベルの技能を有すると認められた水準です。
声ヨガ講師 「呼吸・瞑想・発声」のトレーニングを通じて、人それぞれが本来もつ良い声を引き出します。

ボイストレーナー・日本語話し方検定・発声インストラクター・発声診断士は、日本発声協会が認定しています。

日本発声協会は、発声指導者の資格を取得したい方の育成を行う組織です。

「日本語話し方検定1級」に合格し、規定のカリキュラムを修了すれば、「日本語話し方インストラクター」に認定されます。

「発声インストラクター」も、発声や話し方指導ができる水準のため、講師を目指す方におすすめの資格です。

まとめ

朗読検定におすすめの通信講座は次の2つです。

通信講座 料金 講義時間/受講期間
声の表現アカデミー
  • 朗読検定10級合格対策講座8,800円(受検料3,300円込)
  • 朗読検定4級取得コース8,800円(受検料4,400円込)
  • 朗読検定3級取得コース月あたり8,800円(受検料6,600円込)
    ※受講料合計は17,600円
  • 朗読検定準2級取得コース月あたり9,900円
    ※受講料合計は39,600円(受検料17,600円込)
  • 朗読検定2級取得コース月あたり19,800円
    ※受講料合計は39,600円(受検料26,400円込)
  • 2級朗読インストラクター認定コース月あたり29,700円
    ※受講料合計は297,000円(資格取得費用186,600円込)
    ※現金一括割引価格は287,500円
  • 公表なし
海のまち朗読館
  • 4級受検講座33,000円
  • 1回2時間×2回
  • 受講期間:2週間~1ヶ月
  • 3級受検講座55,000円
  • 1回2時間30分×2回
  • 受講期間:1ヶ月
  • 準2級受検講座A66,000円
  • 1回2時間×3回
  • 受講期間:1ヶ月~2ヶ月
  • 準2級受検講座B66,000円
  • 1回2時間×3回
  • 受講期間:1ヶ月~2ヶ月
  • 2級受検講座A&B154,000円
  • 1回1時間30分×10回
  • 受講期間:2ヶ月~3ヶ月

朗読検定は、1級・準1級・2級・準2級・3級・4級の6階級が設けられています。

朗読力向上には客観的判断が必要なため、通信講座などで学習するとよいでしょう。

海のまち朗読館では、受検級に求められるレベルを確実に習得することを目的にしています。

合格後の活躍を前提にした良質なカリキュラムで、意識高く学べるでしょう。

声の表現アカデミーは、経験豊かな講師から直接指導を受けられるため、はじめて朗読を学ぶ方も安心して学習を進められます。

10級合格対策講座では、幼少期から朗読を学ぶことで、スピーチ力やコミュニケーション能力向上にも役立つでしょう。

あなたに合った通信講座を選び、朗読検定合格を目指しましょう。

声の表現アカデミー公式HPで朗読検定講座の詳細を見る

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監修者

国家資格キャリアコンサルタント

教育研修会社にて、7年間営業として、企業へのキャリア開発支援制度の導入、個人のキャリア開発に携わり、その後独立。

キャリア支援を通して、個々人の理想の働き方・生き方を考えるサポートをしている。

その一環として、マイナビニュース資格の監修を担当。

マイベストプロ掲載ページ

キャリコンサーチ掲載ページ

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