Appleは9月16日より新しいiOSの提供を開始しました。新バージョンの「iOS 27」と、現在のバージョンiOS 26のアップデート版「iOS 26.7」の2種類があります。どちらを使えばいいのか、選択のポイントをご紹介します。

新しいiOSの入手場所

新しいiOSはいずれも下記の場所から入手できます。

  • 「設定」を開き、[一般]→[ソフトウェアアップデート]の順にタップ

    「設定」を開き、[一般]→[ソフトウェアアップデート]の順にタップ

  • iOS 26.7へのアップデート、およびiOS 27へのアップグレードが提供されています

    iOS 26.7へのアップデート、およびiOS 27へのアップグレードが提供されています

iOS 26と27の対応モデルはまったく同じなので、現在iOS 26が動作している端末であれば、どちらでも使うことができます。では、どちらを選べばいいのでしょうか。

基本的にはiOS 27を選べばOK

新しいiOSは、新機能が追加されているだけでなく、基本的なパフォーマンスも向上しています。例えば、アプリの起動が最大30%高速化、検索性能の向上、Wi-Fiとモバイル通信の切り替えをよりシームレスにするなど、日常的な使用感の改善が期待できます。基本的には、iOS 27へのアップグレードを選択するのが良いでしょう。

一方で、次のような場合はiOS 26.7へのアップデートを選択した方が良いかもしれません。

<1>ストレージの空き容量が少ないならiOS 26.7

iOS 27をダウンロードするには20GB以上の空き容量が必要です。インストール時の作業領域も含めると、30GB以上は空きのある状態にしておくことがおすすめです。

ストレージの空き容量は次の手順で確認できます。

  • 「設定」を開き、[一般]→[iPhoneストレージ]の順にタップ。現在の空き容量がわかります

    「設定」を開き、[一般]→[iPhoneストレージ]の順にタップ。現在の空き容量がわかります

ストレージの空き容量が少ない場合は、音楽・動画・電子書籍などのコンテンツを一時的に削除するのがおすすめです。サブスクリプションや購入済みのコンテンツは、後で再度ダウンロードすることができます。

  • 上記の画面で、サイズの大きいアプリを選択。曲名や電子書籍のタイトルなどを右→左へスワイプし、[削除]をタップします

    上記の画面で、サイズの大きいアプリを選択。曲名や電子書籍のタイトルなどを右→左へスワイプし、[削除]をタップします

使っていないアプリは、アプリごと削除するのがおすすめです。

  • アプリ名を右→左へスワイプし[削除]をタップ。[取り除く]だと、アプリ内のデータがiPhone上に残ってしまいます

    アプリ名を右→左へスワイプし[削除]をタップ。[取り除く]だと、アプリ内のデータがiPhone上に残ってしまいます

<2>Apple Intelligenceに対応していないならiOS 26.7

iOS 27の新機能で、いちばんの注目ポイントといえばやはりApple Intelligence(AI)関連です。会話型のアシスタント「Siri AI」(日本語版は10月から)や、「空管理フレーム」「クリーンアップ機能の強化」といった「写真」の編集機能、Safariの機能拡張作成といった機能が提供されます。

ただし、これらのAI機能を使用できるのはiPhone 16移行およびiPhone 15 Pro/Pro Maxに限られます。それ以前のモデルではAI機能に非対応です。つまり、せっかく20GB以上の容量を使って新しいOSを入れても、これらの目立った新機能は使えないというわけです(パフォーマンスの改善や、子どもの使用の安全性に関する新機能は適用されます)。

現状維持でよければ、iOS 26.7を選択するのもひとつの手段です。新機能はありませんがセキュリティ面での改善が加えられ、700MB程度の容量でダウンロードできることが利点です。

<3>当面の間、様子見するならiOS 26.7

最新機能には飛び付かず、しばらくは様子を見ておきたい場合もiOS 26.7を選択するのがおすすめです。ちょっとした不具合やセキュリティなど、新OS提供後に問題が見つかり、改善版が急いでリリースされることは少なくありません。

後々、26.7(またはそれ以降)から27へアップデートすることはできますが、27から26.7へ戻すことはできないため、しばらくして大きな問題がないことを確認してからアップデートするのも良いでしょう。