DATAFLUCTは11月29日、ノーコードのエンドツーエンド機械学習プラットフォーム「DATAFLUCT cloud terminal.」をリニューアルし、サービス名を「Comler(コムラー)」と改めることを発表した。また、新たにロゴマークを制定している。

  • 「Comler」のサービスイメージ

「Comler」の名称は「Collaborative Machine Learning Platform」に由来し、リニューアルのコンセプトは機械学習およびAIプロジェクトの成功に重要な役割を果たす「コラボレーション」に設定したという。

同社はデータ利活用やITの専門ではない人も機械学習を使いこなせる環境を整備し、あらゆる組織のデータ活用レベルの向上を目指すとしている。

同サービスの特徴は、ノーコード、テンプレート、自動化といった要素を各機能に組み込むことで、社内のコラボレーションを推進する点である。

今回のリニューアルに伴い、サンプリングや正規化、標準化などのデータ前処理が自動化できるようになっている。そのため、プログラミング言語のコーディングを行わなくてもデータの前処理の時間が削減できるのだという。

  • 「Comler」が目指すサービスの全体像

また、実際に作成したモデルを使用した際の結果をシミュレーションする機能も追加した。モデルごとに予測したい指標をプラットフォーム上で確認できるうえ、結果を実験ノートとして記録し共有可能。

さらに、自分で作成したアルゴリズムを使用してデータを解析したいという要望に応えて、アルゴリズムを手動で選択できる機能も追加したとのことだ。