JR東日本は11月26日、Crown Technology Holdingsと連携し、同社が開発したロボバリスタ「Ella(エラ)」を活用した新たなコーヒーサービスのテストマーケティングを開始すると発表した。

「Ella」は、バリスタが行う一連の作業を無人化したされており、搭載されたロボットアームにより、全自動でコーヒーを提供する。心臓部に搭載するコーヒーマシンは、デロン社の業務用マシンが採用されているほか、ブラックメニューに加えて、カプチーノなどのミルクメニューも提供する。

  • 左から、「Ella X」、「Ella Y」

今回のテストマーケティングでは、東京駅銀の「鈴広場」に完全自動でスタンドアローン型の Ella X、横浜駅の「JRE MALL Cafe」にインテグレーション型の「Ella Y」を導入し、カフェオペレーションの効率化に関する効果を検証する。

同サービスは、専用アプリケーションをダウンロードして行うモバイルオーダー(クレジットカード決済)か、現地のタッチパネルで直接オーダーするタッチオーダー(Suica など交通系電子マネー決済)により利用できる。

専用アプリを利用すると、特別価格で注文できる。アプリは12月8日リリース予定。

  • 「Ella」が販売するコーヒーのメニュー(写真は提供イメージ)