米GitHubは4月14日 (現地時間)、無料の「Free」プランを拡充、個人だけではなく組織ユーザーも無料でGitHubのコア機能を利用できるようにサービスプランを改定した。それに伴って「Team」と「Pro」の料金が値下げされた。

GitHubは昨年4月のプラン改定で、個人向け「Free」プランでパブリック・リポジトリに加えてプライベート・リポジトリも無制限に作成できるようにした。そして今回、最大3名だったプライベート・リポジトリのコラボレーター数の制限を外し、「Free」プランのコラボレーター数が無制限になった。同時に「Free」プランを組織にも拡大。プライベートの開発には、これまで有料の「Pro」または「Team」「Enterprise」が必要だったが、組織ユーザーを含む全ての開発者が無料でGitHubのコア機能を利用できるようになった。GitHubのNat Friedman氏はプラン改定について「地球上の全ての人がGitHubにアクセスできるようになるべきであり、そのために料金が障害になるべきではありません」と述べている。

そのほか、「Pro」のPackages利用を2GBに拡大。一方で「Team」のActionsが3,000分/月になった(これまでは10,000分/月)。

新料金は「Pro」と「Team」が4ドル/月、これまでProは7ドル/月、Teamは9ドル/月だった。

  • GitHubの4月14日からのサービスプランと料金

    GitHubの4月14日からのサービスプランと料金