NTT東日本、みらい翻訳は、総務省委託研究開発・多言語音声翻訳技術推進コンソーシアムによる「災害時における多言語音声翻訳システムの高度化」の一環で、神奈川県藤沢市において2019年7月9日~2020年1月下旬で実証実験を実施すると発表した。

実証実験では、「多言語音声翻訳プラットフォーム」を利用した多言語音声翻訳システムを用いて、 藤沢市における防災業務を軸とした訪日外国人・在留外国人対応について確認する。

具体的には、訪日外国人・在留外国人を含む人々が集う公共施設など、 災害時に多言語音声翻訳システムの活用が見込まれる藤沢市役所関連施設および藤沢市内の各所において、平常時から災害発生直後、さらには避難後に至るまでシームレスに利用可能な多言語音声翻訳システムの提供のあり方について、平常時(観光や業務)での利用が災害発生時の利用にシームレスにつながること、市職員など接遇者が防災対応において多言語音声翻訳システムに求める要件や活用方法、利用の前後での接遇者の意識の変化など、さまざまな防災業務シーンにおける多言語音声翻訳システムの有用性を確認する。

  • 実証実験イメージ