Microsoftは6月12日(米国時間)、「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 18917|Windows Experience Blog」においてWindows 10開発版に取り込んだ新機能や変更点などを伝えた。あまり注目されていないが、どうやらMicrosoftはこのバージョンからWindows 10におけるシェルの分離を始めたようだと「Windows 10 build 18917 begins splitting the Shell from the OS - OSnews」が報じた。

OSnewsはAlbacore (@thebookisclosed)氏のツイートを引き合いに出し、この取り組みについて説明している。ツイートでは、このビルドから「Shell Update Agent」と呼ばれるコンポーネントが導入されており、オンデマンドでシェルのアップデートが可能になると示唆している。

  • Albacore (@thebookisclosed)氏のつぶやき

    Albacore (@thebookisclosed)氏のツイート

OSnewsはこの動きに関連して、Windows Core OSについても言及している。Windows 10 Insider Preview Build 18917で導入された「Shell Update Agent」に関しては、Microsoftからの詳しい説明が行われておらず、今後どのように推移していくかは不明瞭な状況にある。今後のInsider Preview Buildの公開で「Shell Update Agent」周りの機能がどのように変わっていくのかが注目される。