Adobeは米国時間2019年1月23日、ゲーム開発および映像制作において3Dテクスチャや素材作成に用いられてきた「Substance」を開発・提供するAllegorithmicを買収したことを発表した。Adobeは「Adobe Creative Cloudに含まれる画像および映像編集ツールとモーショングラフィックス制作ツールを組み合わせることで、ゲーム制作や映像制作に携わるVFXアーティスト、デザイナー、マーケターに次世代の没入体験を生み出す能力を提供する」と買収の意義を説明する。

  • Allegorithmicの「Substance」

    Allegorithmicの「Substance」

Allegorithmicも「Adobeは買収を成功に変える方法を知っている。彼らは破壊したり、製品やチームを変質させて市場をロックすることはない。(中略)Adobeは我々のようなデジタルクリエイティブ用ツールのように、プラットフォームやパイプラインにとらわれないツールを開発している唯一のソフトウェア企業だ。それは我々のDNAにとても近い」(Allegorithmic, Founder and CEO, Sébastien Deguy氏)と好意的なコメントを寄せた。

  • Allegorithmicによる買収へのコメント

    Allegorithmicによる買収へのコメント

Substanceに代表されるAllegorithmic製ツールは、個人および法人のサブスクリプションサービスとして提供を始めており、2019年後半を目標にAdobe Creative Cloudの機能を統合する製品のアップデートを予定している。

阿久津良和(Cactus)