Amazon.co.jpは6月11日、国内で2拠点目となる「Amazon Robotics」を導入した物流拠点「アマゾン茨木 FC(フルフィルメントセンター)」を新設すると発表した。稼働開始は2018年9月を予定している。

  • 「アマゾン茨木 FC」の外観イメージ

Amazon Robotics(アマゾン ロボティクス)」

Amazon Roboticsは、商品棚の下にロボットが入り、棚を持ち上げ、FC内を移動する技術。ロボットが商品棚を作業員の前まで運ぶことによって作業員が歩く必要がなくなることで、入荷した商品の棚入れ時間、注文商品の棚出し時間の削減に貢献する。

同社は2016年12月に、国内で初めて物流拠点「アマゾン川崎 FC(フルフィルメントセンター)」(神奈川県川崎市)に、Amazon Roboticsを導入した。Amazon Roboticのドライブ重量は約145kgで、積載可能重量は約340kg。毎秒1.7m移動することができる。