19日のKDDI、沖縄セルラーの発表会で、au 2015年春モデルとして「INFOBAR A03」が発表された。新製品ではau VoLTE、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+と最新の通信方式に対応しており話題だが、「INFOBAR」シリーズといえば、2003年にガラケーとして初代が発売されて以来、変わらないオシャレなデザインだろう。はたして「INFOBAR」のデザインや機能は、どのような変化を遂げてきたのだろうか? 歴代の「INFOBAR」機種とそのスタイルを紹介していきたい。

INFOBAR

2003年10月、KDDI、沖縄セルラーによる携帯デザインプロジェクト「au design project」の第1弾の端末として登場したのが「INFOBAR」だ。開発は鳥取三洋電機。当時は大画面化するケータイをコンパクトにする、または画面とキー部分を保護するなどの理由から二つ折りなど折りたたむデザインが当たり前であった中、あえてストレートタイプの板状のデザインを採用。

スリムなデザインに加え、従来のケータイにないカラフルさが注目の的になり、一躍人気のモデルとなった。

マグネシウム合金フレームを採用した本体は、縦138mm、横42mm、厚さ11mmで、重量は87gと薄型軽量を実現している。タイル状に配置された特徴あるキーは見た目の良さはもちろん、指の滑りが良く快適な操作が可能。

カラーバリエーションは4種類。左から「NIHIKIGOI」、「ICHIMATSU」、「BUILDING」、「ANNIN」

背面と側面、底面を見るとストレートな板状になっているのが分かる