このG-SHOCK関連ニュースのまとめ

・カシオがG-SHOCKの最高級グレード「MR-G」の30周年記念モデルを発表
・発表会では窪塚洋介氏がG-SHOCKとの出会いなどを語った
・会場となったクルーザー船内にはMR-Gの歴代全モデルを展示

5月27日にカシオは、G-SHOCKの最高級ブランド「MR-G」の最新製品となる30周年記念モデル MR-G FROGMAN「MRG-BF1000EB-1A」“ブライニクル”の発表イベントを開催した。会場は、なんと大型クルーザーの船内。特別ゲストとして、MR-Gと同じく芸能生活30周年を迎えた俳優・窪塚洋介氏も登場し、自身のG-SHOCKとの出会いや本作の感想を語った。

MR-G30周年と記念モデルを体感──大型クルーザーで開かれた特別発表会

発表会は東京湾に停泊する大型クルーザー内で行われた。1階ステージでのメーカープレゼンテーションやトークショーに加えて、2階では30年の歴史を振り返るシリーズモデル展示、3階では「MRG-BF1000EB-1A」のタッチアンドトライが実施されるなど、まさに“一艘丸ごとMR-G”の充実した内容となった。

  • MR-GとG-SHOCKの旗に囲まれた桟橋を通って会場に向かう

    MR-GとG-SHOCKの旗に囲まれた桟橋を通って会場に向かう

オープニングでは、会場となっている大型クルーザーが東京湾を離れてはるか北洋の海を行く映像とともに、演出上のストーリーとして「海水が凍結する極地の海」へ向かうことが告げられた。

  • イベント会場となった大型クルーザー

    イベント会場となった大型クルーザー

今回発表された「MRG-BF1000EB」のサブネーム“ブライニクル”とは、極寒の海中で生成される氷の柱のこと。正体は「超低温・高濃度(比重の高い)の塩水が、周囲の海水を凍らせながら海中を下降してできる氷の渦巻き」という、極めて珍しい自然現象だ。

この過酷な環境で生まれる神秘的なモチーフを、エクストリームダイビングの世界観に重ね、MR-Gフロッグマンで表現している。

  • ブライニクルのイメージ

    ステージのスクリーンに映し出されたブライニクルのイメージ

  • MRG-BF1000EB-1A

    MR-G FROGMAN「MRG-BF1000EB-1A」“ブライニクル”。初期状態ではデュラソフトバンドが組み合わされている

続いて、カシオ計算機株式会社 営業本部 国内営業統括部長の川合義宜氏が登壇。来場者への挨拶とともに、MR-Gの販売規模について「G-SHOCKの30周年であった2013年から、この12年間で約7倍へと成長しています。さらに本日お披露目する新モデルを含め、今後もさらなる進化を続けることで、来たるG-SHOCK45周年の時点では、2013年から約10倍の成長を目標としています」と語った。

  • 川合義宜氏

    カシオ計算機株式会社 営業本部 国内営業統括部長 川合義宜氏

  • MR-Gの国内販売推移

    2013年からの12年間で、MR-Gの国内販売規模は約7倍に

続いて、同社デザインセンター長の長山洋介氏が登壇。「MRG-BF1000EB-1A」のデザインについて紹介し、ブライニクルを表現したベゼルパーツについて「日本におけるダイヤモンド研磨の第一人者・小松一仁氏との共創により、ボルテックス・ファセットカットでエモーショナルに表現しました」と説明した。
※ボルテックス・ファセットカット:宝石の表面に多数の平らな面(ファセット)を施すカット方法

  • 長山洋介氏

    カシオ計算機株式会社 デザインセンター長 長山洋介氏

  • ボルテックス・ファセットカットのイメージ図

    ボルテックス・ファセットカットの渦を巻くようなイメージ図

氷柱の渦巻くイメージを描いた一枚のスケッチをもとに、多面によるシャープな輝きを実現するため、チタンの4倍の硬度とプラチナの輝きを併せ持つコバリオンを採用。材料の表面を薄く剥ぐように切削するスカイブ研磨機を用い、膨大な切削と研磨工程を経て、1日に10枚未満という慎重な生産ペースで仕上げている。

  • ベゼル拡大

    ベゼルを注視すると、渦を巻くようにカットに傾斜が付いていることがわかる

さらに、同社時計事業部 商品企画部の佐藤貴康氏からは、フロッグマンとMR-Gの歴史と進化、Bluetoothによるスマートフォン連携(世界300カ所のタイドグラフ対応など)に加え、山形カシオのトップクラスのマイスターのみが入室できるプレミアムラインでの製造工程についても紹介された。

  • 佐藤貴康氏

    カシオ計算機株式会社 時計事業部 商品企画部 佐藤貴康氏

なお、「MRG-BF1000EB-1A」は世界限定800本、価格1,210,000円で2026年6月12日の発売予定。詳細はニュース記事『G-SHOCK、氷柱「ブライニクル」着想のMR-G FROGMAN - 世界限定800本』を参照されたい。

窪塚洋介氏とG-SHOCK。そして「MRG-BF1000EB-1A」“ブライニクル”

ここでスペシャルゲストとして俳優の窪塚洋介氏が登場。MR-Gの30周年を祝福しつつ、自身の芸能生活30周年と重ね合わせ「親近感を持たせていただいています」と挨拶した。

  • 窪塚洋介氏

    俳優の窪塚洋介氏がステージに登場

冒頭、司会者から「いつから時計を身につけるようになりましたか?」と問われると、「一番最初に付けた時計は、腹時計だと思います」と答え、会場を和ませた窪塚氏。やがてG-SHOCKとの出会いへと話が広がる。

「(G-SHOCKが1983年に誕生したことを踏まえて)そのとき私はまだ4歳なので、さすがに知る由もありませんでした。ただ、1990年代の中頃にストリートでバズったタイミングがあったと思うんですけど、その前から存在は知っていました。雑誌に載っていたり、友達との会話で出ますから。中学3年か高校1年か、それぐらいの時期だったと思います」(窪塚氏)

  • 笑顔で自身とG-SHOCKの関わりを語る窪塚氏

    落ち着いた口調で、しかし端々に笑いを散りばめながら話す窪塚氏

そして「MRG-BF1000EB-1A」を実際に着用しての着け心地を聞かれると、「先ほどカシオのみなさんからお話がありましたが、この唯一無二の存在感が魅力ですね。他の時計とまったく違う、まとっている空気がすごく素敵です。ハイエンドならではの堂々たる存在感があって、一見すると重そうじゃないですか。でも、めっちゃ軽いんですよ」と回答。さらに「このバンドもしなやかで手首にフィットしてくれて、軽くて強くて、見た目はタフなのに繊細というか、フィットする感じ。防水性能も本格的で、カッコよさとエレガントさが絶妙なバランスで同居した、とても素敵な時計ですね」と付け加えていました。

  • フォトセッションの様子

    フォトセッションの様子。中央に窪塚氏、左にカシオの長山氏、右に同じく川合氏

フォトギャラリー

  • MR-G全機種

    展示スペースにはMR-G30年の全機種が並んだ

  • 日本の伝統色・技法からのインスパイア

    MR-Gは日本の伝統色や技法から強くインスパイアを受けている

  • タッチアンドトライコーナー

    実物をいち早く試着できるタッチアンドトライコーナー

  • チタンバンドを装着

    付属のチタンバンドに付け替えた状態。メカニカルな印象だが着け心地は軽快

  • ラボ・グロウン・ブルーサファイア

    エレガントな印象を与えるラボ・グロウン・ブルーサファイア

  • シャフトビスの位置のラボ・グロウン・サファイア

    本作ではシャフトビスの位置にラボ・グロウン・サファイアを配置

  • ケースバックのフロッグマンのイラスト

    ケースバックのフロッグマンのイラストも健在

  • スペシャルケース

    製品は日本の一流ケースブランド「プロテカ」のスペシャルケースにセットされる