打ち上げ直後のM台地が公開

記者会見終了後、イプシロンを打ち上げたばかりのM台地がプレスに公開された。以下、そのときの写真を紹介する。

イプシロンの射点があるM台地。フェンスで覆われていて普段は中に入れない

イプシロンの整備塔。M-V時代のものが改修されているため、古く見える

ランチャーはすでに旋回して元に戻されていたが、焼け跡が生々しい

反対側の方が激しい。表面の塗装が焼け落ち、昔の塗装がうっすら見える

左が新設された煙道。イプシロンは発射時、この上に置かれていた

煙道を正面から。この煙道は燃焼ガスを海側に逃がす役割を果たす

燃焼ガスの勢いの強さを物語る。この鉄柱が曲がってしまったそうだ

煙道の内部。地面には、焼け焦げた何かがまだちらばっていた

イプシロンは、煙道を新設するなどして、「衛星にやさしいロケット」を目指したこともポイントの1つであるが、実際に打ち上げてみてどうだったのかは、現時点ではまだ公表できるデータはないようだ。今後、初号機についての詳細な分析結果が出てきたら、また改めてレポートしたいと思う。