(3)VS10x Code Map(Michael Kiss氏)

VS10x Code Mapは編集中のコードを可視化できる拡張です。コードマップと呼ばれるコード左側の領域にクラスの内容を表示できます。コードマップでクリックするとエディタの場所にハイライトジャンプできます。

左のコードマップでクリックしたコードがハイライト表示

過去に表示したコード履歴を保存できピン止めもできるので、効率的にコーディングを行うことができます。

(4)Visual Studio Color Theme Editor(MSのMatthew Johnson氏)

Color Theme EditorはVSの色を変更できる拡張です。VSのデフォルトカラーは青色ですが、これを自分好みの色に変更できます。あらかじめ用意された8テーマに加え、独自にカスタマイズすることもできます。色を設定した後はメニューに表示されないように拡張機能を無効にしておくとよいでしょう。

メニューからVSの色を変更

(5)VSCommands 2010(DPStudio製)

VSCommands 2010は、VSに各種コマンドを追加できる拡張機能です。例えば、ソリューションエクスプローラで「ローカルIISにアタッチ」「ExpressionBlendで開く」「Powershellで開く」などのコマンドが使用可能になります。

VSCommandsで拡張された右クリックメニュー

ほかには、コードエディタの右クリックメニューから[Locate In Solution]を選択して、ソリューションエクスプローラで現在のファイルを探すことができます。検索結果ウィンドウで検索文字列を強調表示できる点も便利です。PowerCommandsと重複する機能もありますがオプションで無効にすることができます。

(6)Go To Definition(Noah Richards氏)

Go To DefinitionはCTLキーとクリックで宣言部へ移動できる拡張機能です。筆者の環境ではPowerToolsの同機能が動作しなかったため、この拡張機能で「定義へ移動」を実行しています。

CTLキーを押すとリンク表示となり定義へ移動できる