アイシェアは7月27日、拡張子に関する意識調査の結果を発表した。同調査では、男女別、年代別に、「よく見かけるけれど、どのようなファイルの種類や形式に使われているのかわからない拡張子」について聞いている。

「よく見かけるけれど、何のために使われているのかイマイチわからない拡張子はあるか」と尋ねたところ、「ある」と回答したのは全体の40.1%(192名)だった。男女の比率は、男性が29.0%に対して女性は54.3%と半数以上に上り、年代別では20代で24.3%、30代で39.6%、40代では54.3%と年代が上がるほど高比率という結果になった。

意味がわからない拡張子をすべて答えてもらったところ、第1位は音声圧縮ファイルを示す「.aac」(66.1%)だった。以下、スタイルシートを示す「.css」(61.5%)、Flash動画ファイルを示す「.swf」(53.1%)、Windowsの音声動画ファイルを示す「.avi」(37.0)、Windowsの標準音声ファイルを示す「.wav」(26.0%)だった。

よく見かけるけれど、どのようなファイルの種類や形式に使われているのかわからない拡張子 資料:アイシェア

男女別では、男性が「.css」(62.8%)、女性が「.aac」(77.3%)がそれぞれ第1位だった。男性では、「.css」に続き「.aac」(55.1%)、「.swf」(51.3%)が半数を超えたが、ほかは2割に満たなかった。ほとんどの拡張子において男性よりも女性のほうが「わからない」と答える割合が高い。

年代別では、「.avi」と「.aac」において差が出た。「.avi」は40代の31.9%が「わからない」と答えたのに対し、20代(40.5%)・30代(42.6%)では4割超が「わからない」としている。また、「.aac」は20代の54.1%「わからない」と答えているのに対し、30代(68.9%)・40代(69.1%)では7割が「わからない」としている。