レノボは11月4日、同社傘下のモトローラの新グローバル プレジデントとして、現在レノボのシニアバイスプレジデント兼アジア太平洋地域プレジデントを務めるAmar Babu(アマール・バブ)氏を任命すると発表した。就任は2027年1月1日付で、モバイル ビジネス グループ(MBG)のゼネラルマネージャーも兼任する。

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Babu氏は、モトローラの世界各国のコンシューマー・法人向け事業を統括する。レノボでは、モトローラを同社の「Personal AI」ビジョンの重要な事業と位置づけており、Babu氏のもとでプレミアム製品の強化やインテリジェントデバイスのエコシステム拡大を進める。米国/インド/日本などの主要市場におけるシェア拡大にも取り組む方針だ。

アジア太平洋地域の事業成長を主導、当面は現職も兼任

Babu氏は2007年にレノボに入社し、事業運営やオペレーション、サービスなど幅広い分野で要職を歴任してきた。レノボ入社以前にはIntel/HCL/Citibankなどへの在籍経験もある。

直近では5年以上にわたり、同社のアジア太平洋地域の事業を統括してきた。レノボによると、同地域ではPC市場でトップの地位を維持する一方、インド市場でモトローラが約9%のシェアを獲得するなど、モバイル事業も成長したという。インフラストラクチャ事業でも収益性を伴う成長を実現し、市場シェアを拡大。ソリューション&サービス事業では高度サービスの売上構成比を50%超に引き上げるという実績を残している。

新たな役職では、レノボのエグゼクティブ バイスプレジデント兼インテリジェント デバイス グループ(IDG)プレジデントであるLuca Rossi(ルカ・ロッシ)氏の指揮下に入る。Babu氏はモトローラ経営陣との引き継ぎを進めながら、当面はアジア太平洋地域プレジデントも兼任する。

なお、現在モトローラ グローバル プレジデント代行を務めるRossi氏は、2026年末まで同職を継続する。

編集部メモ

モトローラ・モビリティは、2014年にGoogleからレノボに売却され、レノボグループの傘下に入った。日本法人のモトローラ・モビリティ・ジャパンでは、2025年6月1日付で北原秀文氏が代表取締役社長に就任している。今回の人事は、モトローラのグローバル事業を統括する役職に関するもので、日本法人の社長交代ではない。