モトローラ・モビリティ・ジャパンは、6月1日付で北原秀文氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。
北原氏は社長就任にあたり、以下のようなコメントを出している。
このたび、長年通信業界を支えてきたモトローラの日本法人にて、代表取締役社長を務めさせていただくことを光栄に思っております。 日々進化するモバイルとITの領域で、これまでの経験を活かし、モトローラのさらなる飛躍に貢献できるよう取り組んでいきます。モトローラのグローバルチーム、そしてレノボ・グループと連携し、日本の皆さまにより多くの価値を届けてまいります。
北原氏はソフトバンクBB(現ソフトバンク)出身。HAPSモバイル/BB Satelliteの取締役、ソフトバンクグループなどが出資した医療ベンチャーのSB TENPUSの代表取締役社長などを務めた。ソフトバンク時代には米Sprintへの出向経験もあり、通信ネットワーク分野での実績と、海外ビジネスにおいて豊富な経験のある人物だ。
モトローラ・モビリティ・ジャパンでは、2024年10月にNTTドコモ出身の仲田正一前社長が退任した後、アジア太平洋地区エグゼクティブディレクターのプラシャンス・マニ氏が同社統括を兼務していた。マニ氏とモトローラ・モビリティ・ジャパンの親会社にあたるレノボ・ジャパンの檜山太郎代表取締役社長のコメントは以下のとおり。
マニ氏:北原氏の長年にわたる通信・IT業界での豊富な経験と、グローバル戦略の分野で培われた知見は、当社にとって大きな財産となります。彼のリーダーシップのもと、モトローラが日本市場においてさらなる飛躍を遂げることを大いに期待しています。
檜山氏:このたび北原氏をレノボ・グループに迎えることができ、大変嬉しく思います。国際的な視野と実績を兼ね備えた北原氏の参画によって、モトローラが掲げる日本およびグローバル戦略の実現がさらに加速されることを期待しています。北原氏と共に日本市場におけるさらなる成長を実現できることを楽しみにしています。