栃木県真岡市は10月1日、市公式ホームページ上で生成AIチャットボットの提供を開始した。導入を手掛けたのは生成AIサービス「Panorama AI」を提供するSDT。市公式ホームページに掲載された約4700ページの情報を基に、市政に関する質問に24時間365日対応する。市民の利便性向上に加え、庁内業務の効率化や情報発信の高度化にもつなげる考えだ。
利用者は市公式ホームページ上のチャットボットアイコンから質問を入力するだけで、各種手続きや税、子育て、健康・福祉、ごみ・環境など、市政情報全般に関する情報を取得できる。
市民サービス向上と業務効率化を目指した導入
自治体のホームページには、多数の行政情報が掲載されている。一方で、情報量の増加に伴い、必要なページへたどり着きにくくなる課題もある。開庁時間中に電話や窓口へ問い合わせることが難しい住民も少なくない。職員側にも、定型的な問い合わせ対応が負担となる状況があった。
こうした課題を背景に、真岡市は市民サービスの向上と職員の業務効率化を目的として生成AIチャットボットの導入を決定したという。
約4700ページの情報を活用し、継続的なアップデートを実施
今回導入されたチャットボットは、市公式ホームページに掲載されている約4700ページの情報を基に回答を生成するため、市の制度や手続きに沿った情報提供が可能なほか、市公式ホームページの更新内容を自動で取り込み、制度改正や新たなお知らせも回答内容へ反映するため、職員が手作業で情報を登録する必要はない。また、回答できなかった質問を毎月分析し、精度向上を図る方針だという。
