ソフトバンクとソフトバンクグループは、米国でネオクラウド事業を展開する事業会社「SB Neo, Inc.」(仮称)を7月に設立する。出資比率は前者が51%、後者が49%で、ソフトバンクの連結子会社となる。所在地は米国デラウェア州。

SB Neoは、グループで開発中の10ギガワット規模のエネルギーおよびAI(人工知能)インフラを基に、大規模AIモデルの学習や推論に必要な計算資源をハイパースケーラーなどの米国の大企業向けに提供する、ネオクラウドサービスを2027年度に開始する。同事業は、AI向け計算資源に対する米国での高い需要に対応するため段階的に提供規模を拡大し、10ギガワット規模のAIインフラを展開する予定だという。

ソフトバンクは日本国内で5月から、AIデータセンター向けソフトウェアスタック「Infrinia AI Cloud OS」を活用したGPUクラウドサービスのベータ版を提供しており、そのノウハウや知見を生かして、米国での事業を推進。

ソフトバンクグループは、既に米国で大規模なAIインフラを構築するプロジェクトを展開しており、その基盤や人材などのリソースを生かして同事業の推進をサポートする。

ソフトバンクグループ 孫正義会長兼社長のコメント

グループを挙げて世界最高水準のAIインフラを展開し、AI革命を推進していきます。

ソフトバンク 宮川潤一社長 兼 CEOのコメント

米国におけるAIデータセンターの需要が旺盛な中で、グループで10ギガワット規模の電力を確保できるめどが立ったことを受け、ソフトバンクグループと連携して米国でネオクラウド事業を展開します。日本でも準備が整い次第、ギガワット規模のAIデータセンターの構築を進めていきます。