【 ZAIKAI TOP FILE 】Solvvy(ソルヴィー)社長・安達慶高

保証などアフターサービスの運営を起点に、様々な企業に「ストックビジネスコンサルティング」を提供 

 

「世の中の流れはモノ消費からコト消費へと移っている。販売した後、いかにストーリーを紡ぎ、二次商流を掴むかが大事」 

 同社は2024年11月、日本リビング保証とシステム開発のメディアシークの経営統合で誕生した。今は日本リビング保証が手掛けてきた保証サービスを基盤に、企業に対するアフターサービスを起点にした「ストックビジネスコンサルティング」を展開。 

「アフターサービスを充実させることで、お客様との接点を維持し、ストック化することで次の展開につながる。保証だけでなく、顧客データベースや組み込み型金融(エンベデッドファイナンス)、デジタルマーケティングなどストックビジネスに必要な機能を提供する、『エンゲージメントプラットフォーム』の提供につながっていった」 

 24年のメディアシークとの統合は、会社のビジネスをより進化させたいという考えの中から選択したものだった。「お客様の収益の向上に貢献し、一緒に成長していくためには保証だけではなく、全てに絡むシステムの力が必要だった」 

 統合を機に社名を顧客の課題解決に寄り添う「Solve with you」から着想を得て「Solvvy」に変更。 

 今後は、住宅で培ったノウハウをいかに横展開していくかが、次の成長のカギを握る。すでに医療や教育などの新たな領域への挑戦を広げつつある。 

「事業が毎年進化し、クライアント企業を支援できるソリューションも急速に幅広くなっている。今後は、共にお客様の成長を支援できる協業先と組んでいくことも重要になる。変化の速い時代だからこそ、走りながら考えることが大切だと考えている」 

 業績の目標として経常利益100億円(26年6月期は25億円の見通し)を目指す。「世の中に必要とされる企業であれば利益が上がる。お客様にしっかり貢献した上で、毎年確実に100億円の利益が出せる企業になっていくために逆算でやるべきことをやっていく」と話す。

profile 

あだち・よしたか 1972年8月神奈川県生まれ。95年東京工業大学工学部卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。マーシュ・ジャパン、日本震災パートナーズ(現SBIリスタ少額短期保険)を経て、2010年日本リビング保証(現Solvvy)取締役、13年代表取締役社長。