J:COMは4月21日、JPIXと戦略的パートナーシップを締結し、法人向けにJ:COMのトランジット回線を提供すると発表した。JPIXのIXサービスを利用する法人顧客は、従来のIX接続に加え、J:COMの通信基盤を活用したトランジット回線も利用できるようになるという。

  • トランジット回線の提供イメージ図

    トランジット回線の提供イメージ図

近年、動画配信、クラウドサービス、生成AIなどの普及に伴い、インターネットトラヒックが継続的に増加しており、安定かつ効率的なトラヒック交換の仕組みを整備することが重要となっている。J:COMはこれまで、JPIXが提供するIX(Internet eXchange)サービスを通じて大量のトラヒックを交換し、高品質で遅延の少ない安定した通信を実現してきた。

今回のパートナーシップにより、JPIXのIXサービス上でJ:COMが保有する通信基盤(バックボーン)を活用したトランジット回線の提供を開始する。これにより、法人顧客はトランジット用の専用線を別途調達することなく、安定性と低遅延に優れたインターネット接続を利用できるようになるとしている。

また、今後のトラヒック増加を見据え、J:COMとJPIX首都圏、JPIX大阪のIX相互接続ポイントを両拠点800Gbpsに増強した。データ通信量が増加した場合でも、より安定した通信環境の提供が可能になるとしている。

両社は今後も継続的なネットワーク強化を通じて、高品質な通信環境を提供していく方針だ。