LegalOn Technologiesは3月5日、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」についてソフトウェア業界の法務コンテンツを強化することを発表した。運輸・物流業界、製薬業界、建築・建設業界、職業紹介・労働者派遣業界に続き5業界目の業界特化型の法務コンテンツ強化となる。
ソフトウェア業界向け法務コンテンツを強化
DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や、クラウドサービスならびにSaaSの拡大、AI技術の発展などを背景に、国内のソフトウェア業界は成長を続けている。一方で、AIの法規制や知的財産権の保護、データプライバシーの確保など、法的な課題も増加している。
特にライセンス契約や利用規約の適正管理、個人情報保護法やGDPRの遵守、ソフトウェア開発における契約トラブルの防止が企業の法務対応では重要なポイントだ。また、ソフトウェア業界では委託開発やフリーランスの活用が多いため、企業は契約書のチェック強化やガイドラインの整備を進める必要がある。
こうした背景から、LegalOn Cloudではソフトウェア業界特有の法律や契約実務に即した法務コンテンツを提供し、業界全体のコンプライアンス向上と事業成長を支援するとのことだ。