ITフリーランスエージェントサービス「Lancers Agent」を運営するランサーズは9月12日、フリーランス・個人事業主として働いている、またはフリーランス・個人事業主の働き方に興味があるITエンジニア540人を対象に実施した「エンジニアの働き方に関する意識調査」の結果を発表した。
ITエンジニアとして働き続ける上で最も重要だと思うもの
「ITエンジニアとして働き続ける上で最も重要だと思うもの」として、「積極的なアウトプット(16.1%)」「最新技術のキャッチアップ(15.9%)」「継続的な学習・資格の取得(14.3%)」が上位3つに挙がった。これらの項目はいずれも技術を取得して高い成果を出すために重要であり、スキルアップに対する高い意識が見受けられる。
年代別に見ると、20~40代は「最新の技術のキャッチアップ」を重視しているのに対して、50代は「積極的なアウトプット」が重要であるとの回答が多く見られた。
ITエンジニアとして働く上で感じる不安や悩み
「ITエンジニアとして働く上で感じる不安や悩み」を聞いた質問では、全体として、「技術の進化についていけないおそれ(28.5%)」が働く上で感じる不安や悩みのトップとして挙げられた。
年代別に見ると、20代の若い世代が「技術の進化についていけないおそれ」を強く感じており、30代は「キャリアの停滞」や「正当な評価をされているかどうか」といったキャリアに関する不安を抱えていることがわかった。40代は、「年収が上がらない」「ワークライフバランスの乱れ」といった生活に直結する課題に悩みがあることがうかがえる。