レバテックが運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント「レバテックルーキー」は7月30日、中高生326人(中学生165人、高校生161人)を対象に実施したエンジニア職に関するイメージ調査の結果を発表した。
中高生が憧れるには「社会に必要とされている仕事」
中高生に対して「どのような職業に憧れを持つか」を聞いたところ、「社会に必要とされている仕事(45.4%)」が最も多い結果となった。次いで「専門知識や技術を必要とする仕事(44.5%)」「人の役に立つ仕事(41.1%)」となっている。
中学生・高校生ともに、将来の仕事を考える上で「社会に必要とされている仕事か」を重要視する傾向があることが分かった。また、その分野のプロフェッショナルとして専門性を発揮しながら働く職業に憧れを抱く中高生も多いことが見受けられる。
エンジニアという職業について、全体の56.7%が「名前は知っているが、どんな仕事をしているかは知らない」と回答した。エンジニアという職業を知っていると回答した中高生に、「エンジニア職」についてのイメージを聞いたところ、7割以上が「専門性の高い職業である(73.4%)」と回答している。
「高収入を期待できる(22.8%)」や「社会的需要の高い(20.3%)」などといった回答も上位に並んでおり、エンジニア職へポジティブなイメージを持っていることが分かる結果となった。
エンジニアを目指したい中高生は28.6%
エンジニアという職業を知っていると回答した中高生に対して、「エンジニアという職業を目指したいと思うか」聞いたところ、「とても思う(3.8%)」「どちらかというと思う(24.8%)」という回答が合わせて28.6%となった。
エンジニアという職業を知っていると回答した中高生の約4人に1人が、将来エンジニア職を目指すことについてポジティブに考えていることがわかる。
エンジニアを目指したいと思う理由については、1位は「自分が作ったもので社会に貢献したいから(43.4%)」となり、「世の中にないものを作り出したいから(42.2%)」「自分が作ったもので誰かを喜ばせたいから(38.6%)」が続いた。
一方、エンジニアを目指したいと思わない理由で最も多かったのは「プログラミングが難しいイメージがあるから(52.2%)」となり、約3人に1人が「何をしているのかイメージがつかないから(34.8%)」と回答した。