NTT西日本沖縄支店とカヌチャベイリゾートは11月16日、「食品残渣の有効活用」や「食品ロス削減」という社会課題を解決し、循環型社会・SDGsを実現するために、食品資源循環ソリューションに関する連携を開始したことを発表した。

  • 食品資源循環に向けた取り組み(めざすべき姿)

今回の事業では、カヌチャベイリゾートが発信する「環境×観光」の実現に向けた、食品残渣利活用の取り組みにおいて、NTT 西日本沖縄支店が食品循環ソリューションを提供することで、有機系資源を堆肥化し、焼却される廃棄物の削減を図るという。

また、生成される堆肥によって、安全・安心な農作物を栽培し、ホテル宿泊者に提供する「有機系地域資源リサイクル」を実現することで、循環型リゾートの実現またSDGs推進に務めていきたい考え。

同事業において、NTT 西日本沖縄支店は「初期費用不要で食品残渣発酵分解装置『フォースターズ』をレンタル提供する」「地域経済を活性化できるように今後も展開していく」というところを担当する。また、カヌチャベイリゾートは「食品残渣を微生物により発酵分解させたうえで、自社で堆肥化する」「堆肥を活用して農作物を栽培し提供する」という2点を担当する。