エクイニクスはこのほど、インドネシアのジャカルタ中心部に約7,400万ドルを投じてIBX (International Business Exchange)データセンターを新設する計画を発表した。

新データセンターは、ジャカルタ中央ビジネス地区の主要なインターネットエクスチェンジエリアに作られ、2024年後半に開業予定。完工時には5,300平方メートルを超えるコロケーションスペースで1,600台以上のキャビネットを提供するという。

  • エクイニクスJK1 International Business Exchangeの完成予想図

新データセンターは、クールアレイを活用するなど、サステナビリティ対策を設計段階から取り入れており、インドネシアの企業や組織の経済および環境目標の達成をサポートする。

エクイニクスのジャカルタ進出は、インドネシア政府のデジタル変革イニシアティブに沿ったもので、「Indonesia Digital Roadmap 2021-2024」に示された目標に従って、同国のデジタルインフラストラクチャ目標の達成を後押しする。

インドネシアでは、Google Cloud、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、アリババクラウドなどの大手クラウドサービスプロバイダーがクラウドリージョンを開設しており、東南アジアで2番目に大きなパブリッククラウド市場になると予測されている。