Q-Successから2022年9月のWebサイト向けLinuxディストリビューションのシェアが発表された。2022年9月はDebianとCentOSがシェアを微減させた。WebサイトにおけるLinuxディストリビューションのシェア変動はかなり小さい動きになりつつあり、1カ月のスパンではあまり変化が見られない状況になってきている。

ただし、1年のスパンで見ると、Debianには若干の増加傾向、CentOSとRed Hatには若干の下落傾向が見られる。Ubuntuはこれらと比べると大きく上下しているが、1年間でほぼ同じシェアへ戻ってきている。現状が変化する大きな要因は見つからず、今後も少ない変更幅での推移が続く可能性がある。

  • 2022年9月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

    2022年9月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ

  • 2022年9月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

    2022年9月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ  資料:Q-Success

順位 ディストリビューション 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Ubuntu 33.7% 33.7%
2 Debian 16.2% 16.3%
3 CentOS 9.1% 9.2%
4 Red Hat 0.8% 0.8%
5 Gentoo 0.5% 0.5%
6 Fedora 0.2% 0.2%
7 SuSE 0.1% 0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。