NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は8月25日、経費精算サービス「SmartGo Staple」において、仮想的な法人用プリペイドカードである「バーチャルカード」の提供を開始した。同時に、従来の法人用プリペイドカードに比べてよりセキュアでスピーディに使用できる「ICチップ搭載カード」の提供も開始した。

  • バーチャルカードの利用イメージ(左:バーチャルカードを即時発行、右:経費の支払いをスマホでキャッシュレス精算)

    バーチャルカードの利用イメージ(左:バーチャルカードを即時発行、右:経費の支払いをスマホでキャッシュレス精算)

「バーチャルカード」は、利用者の経費精算業務において、支払から申請までスマートフォンで完結する法人プリペイドカード。利用希望者にオンラインでの即時発行できるため、従業員の増減にも素早く対応可能。ネット通販での備品や書籍の購入、Webセミナーへの申し込みなどに利用できる。

物理的なカードの紛失リスクを回避できるうえ、貸し出しや保管など管理運用に伴う稼働を軽減することが可能。総務担当や経理担当は、領収書の管理や立替払いの処理、法人カードの管理・配送をするための出社が不要となり、部署による働く環境の不平などを軽減するとしている。

また、「ICチップ搭載カード」は、従来の磁気カードに比べてセキュリティが向上し、より安心安全に利用できるとする。サインレス決済やタッチ決済が可能で、支払いをスムーズかつスピーディに行えるということだ。

「SmartGo Staple」の利用料金は、単体版が1IDにつき月額660円、セット版(モバイルSuica自動連携機能あり)が1IDにつき月額1,100円。「バーチャルカード」の発行手数料は無料。「ICチップ搭載カード」の発行手数料は1枚880円(送料無料)。SmartGo Staple公式サイトよりオンラインでの申し込み、資料請求、問い合わせが可能。