センチュリーは7月13日、外部記憶媒体に保管されているデータを複数同時にコピーまたは消去する業務用デュプリケーター「これdo台」3機種を発表した。7月中旬より発売する。価格は528,000円(税込)〜。

これdo台 Advance 1to5 Hi-Speed V2

  • これdo台 Advance 1to5 Hi-Speed V2

    これdo台 Advance 1to5 Hi-Speed V2

これdo台 Advance 1to5 Hi-Speed V2」(型番:KD25/35AD1T5HS2)は、250MB/秒の転送速度で2.5インチ3.5インチSATA HDD/2.5インチSSDの1対5のコピーが可能なほか、SATA HDD/SSDなど6台を同時に消去することも可能な業務仕様モデル。10台まで連結でき、最大で「1対59台のコピー」または「最大60台の同時消去」が可能。

「データコピー&消去機能」も充実し、OSなどのまるごとコピーや、指定領域のみのコピーなど4種のコピーモードを搭載。データの消去には「クイック消去」「フル消去」「セキュア消去」「DOD消去」など、セキュリティレベルに応じた4種類のアルゴリズムを搭載する。

さらに、PCと接続することでリアルタイムモニタリングや過去30回部のログ情報をPCから確認でき、接続したSATA HDD/SSDなどの型番や転送速度、進行状況を把握できる。価格は728,000円(税込)。

これdo台 SAS 1:7 V2

  • これdo台 SAS 1:7 V2

    これdo台 SAS 1:7 V2

これdo台 SAS 1:7 V2」(型番:KD25/35SAS8V2)は、300MB/秒の転送速度でSAS/SATA HDD/SSDの1対7コピーが可能なデュプリケーターで、8台同時に消去できる業務仕様モデル。データコピー&消去の機能が充実し、データの消去にはクイック消去、フル消去、セキュア消去、DOD消去、7回消去など5種類のアルゴリズムを搭載。複数台の消去作業中は、それぞれのSAS/SATA HDD/SSDが独立して消去されるため、消去が終わったHDD/SSDから順次取り外しを行い、新たに消去するHDD/SSDを接続して消去を開始できる。

さらにPCと接続することで、各作業のリアルタイムモニタリングでき、接続したSAS/SATA HDD/SSDなどの型番や転送速度、進行状況を詳細に把握することが可能。また、USBメモリに作業ログをテキストデータで出力でき、作業履歴としての保管やPCでの閲覧も可能。価格は980,000円(税込)

これdo台 M.2 NVMe 1to3 V2

  • これdo台 M.2 NVMe 1to3 V2

    これdo台 M.2 NVMe 1to3 V2

「これdo台 M.2 NVMe 1to3 V2」(型番:KDM2NV1T3V2)は、NVMe/SATAの両方に対応したSSDデュプリケーター。PCとの接続が不要で、M.2 SSDを最大で4枚まで搭載可能。1枚のM.2 SSDから最大で3枚のM.2 SSDを複製できる。データコピーのほか、最大で4枚同時にデータ消去も可能。

4種のコピー機能(システム&ファイルコピー、オールパーテーションコピー、Whole SSD、パーセンテージ )と5種のデータイレース機能(クイックイレース、フルイレース、DoDイレース、DoDイレース&コンペア、セキュアイレース)を搭載するほか、コピー元とコピー先の内容が同一かを比較可能なコンペアなどのコピー支援機能も搭載する。価格は528,000円(税込)。