共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は7月11日、消費者のPonta利用から得る日常生活のオフラインでのリアル購買データとデジタル広告を接続して配信、分析するマーケティングサービスの体系および内容を新たにパッケージ化し、サービス名称を「Ponta Ads」として同日より提供を開始した。

  • 配信・分析を実現するLMのマーケティング構造体

    配信・分析を実現するLMのマーケティング構造体

LMは、共通ポイントサービス「Ponta」が保有する多量なデータを活用してターゲティング広告配信から、広告接触者のうち実際に店舗での購買に至った人数や購入金額などを算出するリアル購買分析まで、マーケティングのPDCAを回せる仕組みを提供している。リアル購買分析においては、デジタルメディアに限らずマスメディアであるテレビ・ラジオに出稿した広告においても計測できるという。

Ponta Adsは、これらのソリューションをパッケージ化し、(1)活用するデータを選ぶ、(2)アプローチするメディアを選ぶ、(3)アウトプットを選ぶ──という形でサービスを再構築したサービス。

データは購買データ、Pontaカード利用履歴、基本属性データ、アンケートデータ、Web購買履歴/広告CP結果などから、メディアはPontaオウンドメディア、SNS広告、動画広告、ディスプレイ広告から、アウトプットは広告配信がセグメント条件、載面、予算設定など、購買分析は広告配信前/広告配信後比較、広告接触/非接触比較、リピート定着分析などから選択できる。