ネットワールドは5月19日、長野県の塩尻市教育委員会が教職員向けに仮想デスクトップ環境を導入し、昨年9月から稼働していると発表した。

これが実現したことにより、自宅でも学校と同じ環境で作業できるようになり、コロナ禍においても校務や承認・決裁業務などが滞る心配がなくなったという。さらに、通常の校務だけでなく、コロナ禍で増えたWeb会議システムでのリモート会議も行われている。

新しい仮想デスクトップ環境は、「Citrix Virtual Apps(以下、Virtual Apps)」、および、ストレージ「HPE Nimble Storage HF20」(以下、Nimble Storage)が採用されている。

  • 新しい仮想デスクトップ環境

同市の小中学校の教職員向けデスクトップ環境は、ファットPCを利用していたが、端末の運用管理に多くの時間と手間を要し、端末内にデータを保存できることから、マルウェア感染や情報漏えいなどのセキュリティリスクも懸念されていたという。

また、新型コロナウイルスの急速な感染拡大に伴い、出勤を見合わせざるを得ない教職員も出てくる中、リモートワークをどう進めるかという課題が浮上し、Virtual Appsを導入したという。また、それまで別々に稼働していた小学校教員向けと中学校教員向けの2つの仮想化基盤を統合し、インフラの抜本的な見直しによりコスト削減を図っている。

なお、システムの提案と構築は、ネットワールドのパートナーであるエプソン販売が担当し、ネットワールドが支援したという。