ウイングアーク1stは5月11日、BIダッシュボードの最新版「MotionBoard Ver.6.3」の提供を開始した。

  • 「MotionBoard Ver.6.3」のダッシュボード画面

    「MotionBoard Ver.6.3」のダッシュボード画面

最新版の「MotionBoard Ver.6.3」ではカメラ連携機能を実装し、カメラ映像と組み合わせた映像データ活用が可能となった。NVR(ネットワークビデオレコーダー)、VMS(ビデオマネジメントシステム)から動画を取得してダッシュボード上に表示して、数値データで検出したイベント発生時の映像を瞬時に確認できるという。

  • カメラ連携機能の実装

    カメラ連携機能の実装

カメラを直接接続してMotionBoard Cloud内でカメラ映像の録画・保存・再生が可能となり、映像を保存するためのストレージやNVRサーバの設置・運用・拡張が不要でインターネット越しでの映像確認が可能。

また、過去データを含め時系列の変化を3Dで表現できるようになった。これにより、製造現場や倉庫における物量の変動推移を指定時間に遡って状況を視覚的に把握できるという。

  • 3Dマップアイテムの強化

    3Dマップアイテムの強化

そのほか、ダッシュボードの設定変更による差分を設計書で把握できるようになり、ダッシュボードの開発やメンテナンスにおける生産性が向上するとしている。

価格は、クラウドサービスが月額3万円(10ユーザー、税別)~、オンプレミス製品はサブスクリプションライセンスが月額60,500円(10ユーザー、税別)~。

  • 設計書出力機能の強化

    設計書出力機能の強化