nodejs.org内のバイナリーダウンロードWebページ

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現地時間19日、The OpenJS Foundationは、Node.js v18のリリースを発表した。Currentリリースとなったバージョン18は、2022年10月にはLTS(Long Term Support)の長期保守サイクルに昇格する。nodejs.orgの公式サイトからバイナリーファイルをダウンロードできる。リリースの詳細は公式ブログにまとめてある。V8 JavaScript engineがv10.1へとアップグレードされ、JavaScriptの非同期処理を手軽に行えるFetch APIやデータストリーミングを可能とするStreams APIなどが試験導入されており、デフォルトで扱える。公式ブログにはFecth APIのサンプルコードが掲載されているが、XMLHttpRequestを用いずにオブジェクトを活用できる。

const res = await fetch('https://nodejs.org/api/documentation.json');
if (res.ok) {
  const data = await res.json();
  console.log(data);
}

スイスのスタートアップZakodiumの創設者でNode.js技術運営委員会のメンバーであるMichaëlZasso氏はデフォルトで有効になったFetch APIについて、「Node.js 17から利用可能になりましたが、これによりNode.jsアプリケーションの開発が進み、基本領域でNode.jsを改善するプロセスに参加できることを嬉しく思います」とNode.jsを用いたアプリケーション開発が大きく進むことを述べている。