D2C R、NTTテクノクロス、GADGET、アクロスエンタテインメントの4社は1月19日、音声合成の幅広いマーケティング活用推進のために業務提携したことを発表した。

  • 各社の役割について

    各社の役割について

4社は、これまでのデジタルを基軸にしたマーケティングだけでなく、オフラインも含めた統合的なマーケティング支援を実施していくという。今回の業務提携により、声優の声を生み出す音声合成サービスを集客や販促、コンテンツ制作などにおいて提供できるという。

年齢・性別・エリア、興味関心等を基にしたターゲティング広告などにおいて、あらかじめ膨大な量の商品名や広告文を合成音声に読みこませることで、ターゲットに合った適切な商品のレコメンドが可能だといい、ターゲットに合ったCMを流すために、キャンペーン期間中におけるABテストの結果を受けたテキスト改変、曜日・時間ごとの内容改変などが容易に可能となるという。

また、単位時間あたりの情報量を増やすため、あるいは倍速視聴・聴取に慣れた若年層向けにCMのピッチを上げても、声質はほとんど変わらず聞き取りやすい音声を聴取者に届けることができるという。

各社の役割は、D2C Rが商品企画および広告営業、NTTテクノクロスが音声合成サービス「FutureVoice Actors」の提供、GADGETが商品企画および権利調整、アクロスエンタテインメントが商品企画および権利調整・許諾。