ブレインズテクノロジーは12月15日、異常検知ソリューション「Impulse」で利用できる、動画データで人の作業を分析する「作業分析アプリケーション」の提供を発表した。

同アプリケーションは、製造業などの現場において行われる、生産効率向上や作業負荷低減を目的とした手作業による作業時間・動作の分析を支援するもの。撮影動画の分析を機械学習により自動化することで、作業効率・作業品質の継続的な分析と、分析に要する時間の削減を可能としている。

  • 作業分析アプリケーションの特徴

複数のサブアプリケーションを組み合わせて利用する製品構成となっており、カメラやPLC(Programmable Logic Controller)連携による作業の自動録画やビデオの検索、サイクルタイムや異常度指標に基づく非定常作業の発見が行える。また、要素作業ステップ毎の所要時間の自動計測・集計・可視化も可能だ。

対象工程別にカスタマイズを行うことで、作業手順の誤りや手順の抜けをリアルタイムに監視することもできる。

同社は今後、人間工学的視点に基づいた作業動作・姿勢分析や、動的な製品検査や設備監視、耐久試験監視などのニーズにも対応していくという。