レノボ・エンタープライズ・ソリューションズとSCSKは12月9日、ゲノム解析ソリューションの提供において協業することを発表した。

レノボは、最適化したハードウェアとオープンソースソフトウェアを組み合わせ、大容量の遺伝子解析を最適に実行できるコンピュータシステム「Lenovo GOAST(Genomics Optimization And Scalability Tool、ゴースト)」を開発した。この「GOAST」では、これまで48時間かかっていた一連のゲノム解析(マッピングとWGSバリアント・コーリング)は18分に短縮したという。

今回、レノボとSCSKは、「GOAST」を搭載させたレノボのThinkSystemサーバーと、SCSKが展開するINFINIDAT社の大容量ストレージシステム「InfiniBoxR」を接続したゲノム解析ソリューションの推進から販売において協業する。

また、SCSK「千葉物流センター」内サーバールームに、本ソリューションの検証環境を設立し、顧客のデータ解析および運用管理の検証を支援するという。