サイボウズは、中堅・大規模組織向けのグループウェア「サイボウズ Garoon(ガルーン)」の最新バージョン5.9のパッケージ版を11月15日より販売することを発表した。

  • 「サイボウズ Garoon」イメージ(同社資料より)

    「サイボウズ Garoon」イメージ(同社資料より)

最新バージョン5.9では、スケジュール機能を強化。予定の共有機能では、予定を登録する際に共有先の指定が可能になり、上司や関係者など予定参加者以外との情報共有や予定のコメントに参加したい外部メンバーとの情報共有などができる。また、予定の本文とコメントで"いいね!"、"了解です"、"確認しました"などのリアクションをワンクリックで利用できる「リアクション機能」や予定のコメント機能で返信する際、返信対象の自動設定と全員返信をワンクリックで指定できる「返信する」機能など、テレワーク利用増加の環境に対応し、コミュニケーションを高める機能も複数追加されている。

  • 「サイボウズ Garoon」リアクション機能(同社資料より)

    「サイボウズ Garoon」リアクション機能(同社資料より)

「サイボウズ Garoon」(公式Webサイト)

「サイボウズ Garoon」(公式Webサイト)

それ以外にもワークフロー機能でカテゴリーごとの運用権限をCSVでインポートとアウトプットができる機能、メール機能で送信済みメールを再送信する際、すでに送信済みであることがメールの標題や本文に記載される「転送」機能などが追加されている。カスタマイズ機能では、Garoon JavaScript APIの仕様を変更、"スケジュール"、"メッセージ"、"メール"、"ワークフロー"で、JavaScriptカスタマイズを適用していなくても、JavaScript APIを実行できるようになった。JavaScript API自身の機能も強化され、"スケジュール"でいくつかのイベントの追加、"メッセージ"では、「下書きの編集/送信」画面でもJavaScriptのカスタマイズができるようになった。