ブレインスリープは10月5日、多くのビジネスパーソンが抱える睡眠課題を解決するための支援として「睡眠サポート制度」の提供を開始すると発表した。

  • 睡眠サポート制度のビジュアルイメージ

日本人の睡眠時間は深刻な状態にあるようで、同社が今年実施した調査から、平均睡眠時間が6時間43分とOECD加盟国の平均である8時間25分と比較しても睡眠時間が世界で最も短いことが明らかになっている。また、最低睡眠時間として推奨されている7時間以上の睡眠を確保している人は全体の40%にとどまるなど、日本の睡眠に関する課題が浮き彫りとなっているとのことだ。

こうした背景を受けて同社は、日本のビジネスパーソンが抱える睡眠課題の解決を目的として、「睡眠偏差値 for Biz」などを含むパッケージプランである「睡眠サポート制度」を企業向けサービスとして無償提供を開始するとのことだ、さらに、ビジネスパーソン個人向けには「睡眠タイプ診断」が無償提供される。

「睡眠サポート制度」は、睡眠に関する自覚症状や睡眠習慣などから日本人全体の中での相対的な睡眠状態を数値として把握可能な「睡眠偏差値 for Biz」に加えて、睡眠についての実用的な知識を動画で学べる「オンライン睡眠セミナー」などが提供される。同社は同サービスによって、企業に所属するビジネスパーソンの睡眠の質の向上を支援する狙いだ。

なお、同サービスはマクアケや Luup などを含む6社での導入が既に決定しているという。