ソフトバンクグループの子会社であるSBロジスティクスは7月28日、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」の運営を行うクラダシと事業提携し、サプライチェーン全体の廃棄商品削減に両社で取り組むと発表した。

昨今、EC・物流業界全体において、賞味期限や消費期限の切迫、パッケージの破損など、さまざまな理由から多くの商品が出荷されずに廃棄されており、機能や品質に問題のない商品の廃棄はサプライチェーン全体の重要な課題となっている。

SBロジスティクスは、物流業界においてロボットを活用した倉庫内作業の自動化を推進している。その実現のため、一般に流通する商品を用いたさまざまなテストを実施しており、テストで繰り返し使用した商品の扱いも課題となっているという。

  • SBロジスティクスはクラダシと提携し商品廃棄ロス削減に取り組む

クラダシが運営する「KURADASHI」は、フードロスの削減へ賛同しているメーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%オフで消費者へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する社会貢献型ショッピングサイト。両社は、物流倉庫運営などで発生した機能や品質に問題のない商品を世の中に再流通させることで、物流倉庫運営における廃棄商品の削減につなげる。

同提携により、テストで使用した商品だけでなく、SBロジスティクスのフルフィルメントサービスを利用する顧客EC事業者も、商品廃棄に替わる手段としてクラダシが運営する「KURADASHI」を通じて商品を再流通させることができるようになる。対象商品を「KURADASHI」の倉庫に入れ直すことなく、SBロジスティクスの倉庫から商品購入者に直接出荷できるため、無駄な中間輸送もなくCO2排出量の削減につながるほか、商品廃棄コストの削減などにより事業者の収益性改善にも貢献できるとしている。