リコーは6月21日、発話した音声をリアルタイムにイラスト化してコミュニケーションをサポートするビジュアルコミュニケーションシステム「piglyph(ピグリフ)」を開発したと発表した。
「piglyph」は、音声や入力された文字に紐づいたイラストがリアルタイムで画面上に提案され、その中から最もイメージに合ったイラストを選んで利用するシステム。誰でも簡単にアイデアを表現したり、共同で一つのイメージを作り上げたりすることが可能で、参加者がインタラクティブに互いの思い浮かべるイメージを共有することで、テキストベースのコミュニケーションと比べて、オンラインでのコミュニケーションがより充実したものになることが期待できるという。
今後は、オンラインでの配信やリアルな場でのワークショップなどにも活用の幅を広げるため、パートナーと連携しながらシステムの開発と検証を進めるという。