日立システムズは12月21日、英Blue Prismのテクノロジーを活用したPaaS型サービス「クラウド型RPA with Blue Prism」を、同日から販売開始することを発表した。

  • 「クラウド型RPA with Blue Prism」の適用イメージ

    「クラウド型RPA with Blue Prism」の適用イメージ

同サービスは、日立システムズがBlue Prismのインテリジェントオートメーションを活用し、短期間でRPAが利用開始可能なクラウドサービスをPaaS型サービスとして提供することで、これまで顧客が実施していたRDAやRPA活用のためのITインフラの調達・構築・維持運用を不要とするもの。

PaaS型サービスであるため、顧客によるハードウエアやロボットの利用ライセンスを含めたITインフラの調達・構築が不要で、RDAやRPAをオンプレミス型で構築するよりも短期間かつ低コストでRPA環境を利用できる。さらに、顧客は時間や作業場所に縛られず、より柔軟に自社業務の自動化を推進でき、RPA環境を全社拡大する場合でも短期間で整備できるとという。

また、ロボットのスケジュール実行などを管理するサーバが標準で装備され、自動化された業務の実行状況やロボット改ざん防止状況等を確認できるため、ロボット全体を統括した管理を実現できるということだ。

ロボットの開発・保守については、顧客がリモート環境で実施できるほか、「Blue Prism Delivery Provider」認定を有した日立システムズの人財によるロボット開発支援やロボット維持運用サービスを活用することで、運用性の高いロボットを効率よく開発でき、環境全体を考慮したロボットの運用スケジュール設計などが実現できるとしている。