NTTデータ先端技術は10月13日、先進自然言語処理ソリューション「PhroneCore」を、12月から提供開始することを発表した。

  • 「PhroneCore」のソフトウエア構成図

    「PhroneCore」のソフトウエア構成図

「PhroneCore」は、バックオフィス業務に必要となる文書分類、知識読解、自動要約などさまざまな言語理解が可能な各種AI機能を備えた自然言語処理ソリューション。

必要な機能のみを組み合わせて活用できるため、コストを抑えながら業務への迅速なAI適用を実現できるという。

文脈を理解する自然言語処理技術「BERT」を活用しており、少ない学習データでも高精度な文書理解が可能で、幅広いバックオフィス業務の自動化・効率化を実現するとしている。

また、文書の知識化を半自動化する技術「知識グラフ」を活用することで、人の視点と同じように意味や関係性を認識させ、従来の機械学習では実現できなかった「AIの回答に対する説明(XAI)」が可能。これにより、AIが出した結果のブラックボックス化にも対応し、業務の効率化に加え、業務品質の向上や人材育成の促進にも寄与するとしている。