NTTドコモは8月6日、教育現場におけるプログラミング教育の普及を目指し、小学生向けプログラミング教材「センサープログラミングPIoT(ピオット)」の提供を自治体や小学校向けに開始すると発表した。

同教材は、小学校で広く普及しているプログラミング学習ソフト「Scratch」をベースに開発したアプリケーション「Sensor Programing App」、「センサー」、先生を支援するための「動画コンテンツ」を1つのパッケージとして提供される。

  • センサープログラミングPIoTサービスイメージ

  • 「温湿度センサー」「明るさセンサー」を5個ずつ提供

センサーとタブレットの接続は、アプリ上で番号を入力するだけで簡単に連携可能なため、授業の準備時間の削減につながる。また、ひとつのセンサーの値を複数のタブレットで同時に取得できるため、グループ学習でも利用しやすいという。

同教材の活用例として、新学習指導要領に例示されているセンサーを活用する理科の授業「電気の利用」をはじめ、空気の温まり方の測定や光の性質を調べる授業など、センサーの組み合わせ次第で、さまざまなプログラミング学習が可能になることがあげられる。

  • センサープログラミングPIoTの活用例 6年理科「電気の利用」

同教材の利用料金は以下の表のとおりである。

  • センサープログラミングPIoT 利用料金

(※1):2年目以降のアプリケーションの更新は、15,000円(税別)/年
(※2):4年目以降のアプリケーションの更新は、15,000円(税別)/年
(※3):2年目以降の動画コンテンツ(gaccoID)の更新は、15,000円(税別)/年