リスクモンスターは4月6日、270社を対象に実施した1回「新型コロナウイルスによる影響」調査結果を発表した。

新型コロナウイルスの影響による自社の業績の見通しを聞いたところ、「悪くなると思う」(回答率71.1%)が最多となった。これに、「変わらない」(同26.3%)、「良くなると思う」(同2.6%)という回答が続いている。

業種別では、最も影響度が高く表れたのが「小・卸売業」であり、87.2%が「悪くなるとも思う」と回答した。次いで、「製造業」の影響度が高く、74.3%が「悪くなると思う」と回答。一方、「建設業」は60.0%が「変わらない」と回答している。

  • 新型コロナウイルスの影響で、自社の業績はどのように変化すると思うか? 資料:リスクモンスター

また、新型コロナウイルス対策について聞いたところ、「セミナー・展示会等の催事の延期・中止」(回答率80.0%)が最も多かった。これに、「出張の延期・中止・禁止」(同75.2%)、「オフピーク通勤の導入・促進」(同63.0%)が続いている。

「テレワークの導入・促進」は半数以下となっているが、その理由としては、「業種や職種によってテレワーク化が困難な業務があること」「インフラ面が整っておらず準備中であること」などが挙がっているという。

  • 新型コロナウイルスに対し、どのように取り組んでいるか? 資料:リスクモンスター