東芝は4月6日、eiicon companyが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」とともに、新規事業の創出を目指した「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2020」を開催し、同日より参加企業の募集を開始したことを発表した。

  • 公募型アクセラレータプログラムのイメージ

    公募型アクセラレータプログラムのイメージ

このプログラムは同社グループが持つビジネスアセット・先端技術を活用して新たな技術革新を起こす企業を募集し、同社グループとの協業を通じて応募企業の事業化の加速を支援するプログラム。

同社グループの長年にわたる研究開発の成果、事業実践から創り上げた顧客ネットワーク、製品、ソリューションとの協業を通じて、応募企業の事業拡大・加速を積極的に支援するということだ。

また、9月に成果発表会を行い、協業の計画・成果を発表した企業との本格的な事業共創を目指すという。協業テーマは、製造業・社会インフラに新たな価値創出を目指す「ローカル5G」、さまざまなモノやサービスをつなぐ「ifLink」、IoTから生成されたビックデータを分析することで、製品、サービス、業務プロセスを効率化する「GridDB」、カメラ画像から人や車両などの対象物とその動きをリアルタイムで検出し、運転支援などの分野で新たな価値を創出する「Visconti」の4つ。

なお、同プログラム募集に関する説明会を4月27日 19:00~21:00にオンラインミーティングにて開催する。参加希望者は特設ページより応募のこと。書類選考の後、面談にて採択企業を選定するという。