SCSKとイントリックスは1月30日、戦略的パートナーとして協業することに合意し、デジタルコミュニケーション領域における両社の強みを活かした一気通貫のサービス提供を開始したと発表した。

企業が国内外のステークホルダーとコミュニケーションをとるために、新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどの既存メディアに加え、WEBサイトをはじめとしたデジタル上で行うコミュニケーションが欠かせない手段となっており、AI・IoTといった先進技術が実用化される昨今、多くの企業が「データの管理・蓄積」「戦略的データ活用」「デジタルマーケティングの実施」など、デジタルコミュニケーション領域における検討を行っているという。

しかし、その実現のためには複数存在するサービスやサービス提供企業の中から選定を行い、複数社との調整を行いつつ、並行して戦略策定を行わなければならないなど、実現までの道のりには多くの課題があり、中でもBtoB企業には特有の課題があると指摘。

今回の協業により、幅広い業界業種の顧客基盤を持ち、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供するSCSKと、グローバルを対象とした戦略策定やプロジェクト推進を得意とするINTRIXが両社の強みを活かし、戦略策定からシステムの導入・運用まで、一気通貫のサービス提供が可能になるという。

  • 提供サービスの概要

    提供サービスの概要

両社は、まずは日本のBtoB企業へのサービス提供を行い、潜在価値最大化に向けて迅速に課題解決を図り、グローバルデジタルコミュニケーションを支援していく。

デジタルコミュニケーション領域における、全体戦略の策定から、システムの導入・運用まで一気通貫のサービス提供が可能とし、顧客の現状をヒアリングし、希望に応じて既存システムを活用することや、必要な範囲のみ提供することも可能としている。